商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/12/05 |
JAN | 9784087880960 |
- 書籍
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インディーゲーム中毒者の幸福な孤独
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インディーゲーム中毒者の幸福な孤独
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
ひとつひとつの章が長すぎず、とても読みやすい。 著者がゲーム制作者とコンタクトを取ってくれたおかげで、遊ぶだけでは知り得ない、ゲームを作るに至った経緯などの裏側を知れる点が良かったです。 どのゲームもやってみたくなりました。 イラストも素朴でとても可愛らしく、ゲームをイメージす...
ひとつひとつの章が長すぎず、とても読みやすい。 著者がゲーム制作者とコンタクトを取ってくれたおかげで、遊ぶだけでは知り得ない、ゲームを作るに至った経緯などの裏側を知れる点が良かったです。 どのゲームもやってみたくなりました。 イラストも素朴でとても可愛らしく、ゲームをイメージする上での良いヒント・アクセントになっていました。
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どこか胸がきゅっとするような、切なさというか、哀愁というか、語彙力がなくて表現しきれないけれど、そういうゲームについてのエッセイが多かった。「めくるめく無慈悲な肯定」の127ページがすごく好き。 インディーゲームって、ちょっとおバカでふざけた内容のものというイメージがあったけど、...
どこか胸がきゅっとするような、切なさというか、哀愁というか、語彙力がなくて表現しきれないけれど、そういうゲームについてのエッセイが多かった。「めくるめく無慈悲な肯定」の127ページがすごく好き。 インディーゲームって、ちょっとおバカでふざけた内容のものというイメージがあったけど、確かに、そういうゲームだけってこともないか。トイレシミュレーションみたいなものが、まさに私が今までイメージしていたインディーゲーム。アルツハイマー病患者を題材にしたものや、病気の祖母を見舞ったり、誰しもが人生のどこかで経験する陰鬱な時期をゲームに落としこんだりしたものなど、インディーゲームだからこそ作れる世界観や設定の幅広さに興味が沸いた。 私もゲーム好きなので、「壮大なストーリー」に胸焼けするのも、「豊富なキャラメイク」にそこまで魅力を感じないのも、「圧倒的なボリューム」に尻込みするのもよくわかる。正直この3点って、ゲーマーはもう喜ばないと思うんだよなあ。これにワクワクする時期は過ぎた。こういうゲームが出始めた頃はそりゃあ楽しかったけど、今は飽和状態でそこまで珍しくもないし、ただただ時間と体力を蝕まれる、という気持ちの方が強くなる。私が歳を取っただけか?笑 平日にゲームをしている時間と心の余裕はないので(ちゃんとごはんを食べてちゃんと眠りたい)、そうなると土日しか時間は取れないわけで、かといってゲームだけしている訳にもいかないので、実質触るのは週1~2時間になってしまうこともある。仕事が衝撃的な展開をすると、ゲームのストーリーや、先週、先々週の自分がゲームの中で何をしていたかなんて覚えていられないことが増えた。現実はゲームより奇なり。笑 だから、「ストーリーがない」「疲れに合わせて選べるボリューム」これすごく大事。社会人ゲーマーはみんな頷くと思う。笑 最後のエッセイ、「終わらせなければ、終わらない」。希望とも絶望とも取れるこの言葉の持つ深みに、胸がきゅっとした。 あと、やっぱりマリオってすごいんだね。
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海外インディーゲームの新作をチェックするのを日課にしてきた著者によるエッセイ集。日本では人気も知名度もほとんど無いようなマニアックな作品を扱っているが、そもそもゲームを紹介するのが本旨ではないのが面白い。目次にも作品名が載ってないという潔さ。ゲームの中身だけでなく作り手のバックグ...
海外インディーゲームの新作をチェックするのを日課にしてきた著者によるエッセイ集。日本では人気も知名度もほとんど無いようなマニアックな作品を扱っているが、そもそもゲームを紹介するのが本旨ではないのが面白い。目次にも作品名が載ってないという潔さ。ゲームの中身だけでなく作り手のバックグラウンドも深掘りし、そして著者個人のエピソードにも繋がっていく。本のレビューを題材とするゲームを扱った『本から広がる言葉の宇宙』が書籍との相性も含めて面白かった。
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