商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 金の星社 |
発売年月日 | 2023/11/25 |
JAN | 9784323075419 |
- 書籍
- 児童書
わたしに続く道
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わたしに続く道
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
帯には「『先生、わたし、日本人です』ケニア人の父と日本人の母の間に生まれたリイマ。差別とは何か?無意識の偏見とは?小学5年生の少女が自らのルーツをたどる」とある。 リイマは、顔が白くなりたい。くるくるしてる髪をストレートしたい。 背が高い。 目立つ。ナニジン?って訊かれる。 リイ...
帯には「『先生、わたし、日本人です』ケニア人の父と日本人の母の間に生まれたリイマ。差別とは何か?無意識の偏見とは?小学5年生の少女が自らのルーツをたどる」とある。 リイマは、顔が白くなりたい。くるくるしてる髪をストレートしたい。 背が高い。 目立つ。ナニジン?って訊かれる。 リイマはことわざ検定七級で、漢字検定6級を、持っていて日本語しか話せない日本人なのに。 お母さんは、お父さんと離婚して、リイマと二人の弟を育てていたシングルマザーだが、シンちゃんと結婚するのとに。新しいお父さんとそのお母さん(おばあちゃん)と皆んなで暮らす。おばあちゃんは、リイマを見るたびに驚いたような顔をする。そんなおばあちゃんと、リイマは二人でアフリカ旅行に出かける。 リイマの気持ちが生き生きと描かれていて、たとえ読み手にリイマのような属性がなくとも、何かしら自分の生活の中でも同じような事があると共感しながら読み進めることができるだろう。 血が繋がっていなくても家族になれるんだな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ケニア人の父と日本人の間に生まれたリイマは二人の弟、新しい父とおばあちゃんの五人家族で住んでいる おばあちゃんが毎朝リイマの顔を見てびっくりすること、速く走れることを「黒人だからだ」という男子、リイマの友だちが「それは人種差別だ」とかばってくれたこと、すべてがモヤモヤと自分は日本人だという気持ちがアヤフヤになっていく。 ある日、おばあちゃんと二人でアフリカのツアーに参加して、自分のルーツを考える ○元気な、真面目な女の子が、家族のことやルーツのことを真摯に考えていく ○読後感がよい ○いろんな気持ちや考えが、ぶつかったり交錯したり。でも、わかり合えるはずと思えた
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これはまた気合の入った作だ。今の子供たちは(大人もかも)人種差別が決定的に悪いことだという認識はあるが真に理解できているかには課題があり、みたいな前半の展開はきわめて現代的だし己のルーツをたどる後半の旅のスケールと解放感は爽快でした。ちょうど半分で転換するのか。
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