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遊びをせんとや 古田織部断簡記
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遊びをせんとや 古田織部断簡記

羽鳥好之(著者)

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遊びをせんとや 古田織部断簡記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/11/21
JAN 9784152102843

遊びをせんとや 古田織部断簡記

¥2,200

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2024/09/16

茶人・古田織部の最後の茶会を追う、時代ミステリィ、といったところでしょうか。北村薫さんの最近の文学ものに通じるところもあるな、と思いました。この本を読む前に、マンガ「へうげもの」を懐かしく読み返しました。主題は織部さんですが、主役はあくまで探偵役の毛利秀元さん。なかなか魅力的な人...

茶人・古田織部の最後の茶会を追う、時代ミステリィ、といったところでしょうか。北村薫さんの最近の文学ものに通じるところもあるな、と思いました。この本を読む前に、マンガ「へうげもの」を懐かしく読み返しました。主題は織部さんですが、主役はあくまで探偵役の毛利秀元さん。なかなか魅力的な人物で、最後まで退屈せずに読めました。

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2024/08/17

茶の器で著名な古田織部。家康の名により切腹させられていたとは知らなかった。秀吉と千利休に関係に通ずるものもあり、歴史の再発見も面白く、楽しめる一冊。主人公は毛利秀元で、茶の名人でもある。吉原の花魁である白菊とも心を通わせるが。毛利藩主との関係、他の大名との関係、戦国大名の生き残り...

茶の器で著名な古田織部。家康の名により切腹させられていたとは知らなかった。秀吉と千利休に関係に通ずるものもあり、歴史の再発見も面白く、楽しめる一冊。主人公は毛利秀元で、茶の名人でもある。吉原の花魁である白菊とも心を通わせるが。毛利藩主との関係、他の大名との関係、戦国大名の生き残りという自負など、いろいろな思いを拗らせている。もう過ぎ去ったこと、終わったことだが、大事なことを、人は忘れがちだが、自分を棚に上げて人を論う。自分の思いを貫き通すには、最終的には利休のように死を迎えるしかないのか。でも逍遥として受け入れている。読後、考えさせられるとても良い一冊。この著者の歴史小説は、歴史上の人物の再発見になって面白い。

Posted by ブクログ

2024/04/03

巻頭に茶室の展開図があったせいで「すわ、密室殺人?!」と早とちりしたアンポンタンは私です。 まあでも、主人公・毛利秀元が師匠・古田織部の自死の謎解きをするんだから、ミステリっちゃあミステリよね。 「どうする家康」とは大分違う神君像(笑)。 個人的には贔屓の本阿弥光悦、名前のみで...

巻頭に茶室の展開図があったせいで「すわ、密室殺人?!」と早とちりしたアンポンタンは私です。 まあでも、主人公・毛利秀元が師匠・古田織部の自死の謎解きをするんだから、ミステリっちゃあミステリよね。 「どうする家康」とは大分違う神君像(笑)。 個人的には贔屓の本阿弥光悦、名前のみで登場しなかったのが残念。

Posted by ブクログ

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