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にぎやかな落日 光文社文庫
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にぎやかな落日 光文社文庫

朝倉かすみ(著者)

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にぎやかな落日 光文社文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/11/14
JAN 9784334101213

にぎやかな落日

¥748

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2024/11/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

北海道でひとり暮らしのおもちさん、だんだん認知機能が落ちてくる本人の気持ちが見え隠れして、せつない。理解できないけど私はここにいる、いない人扱いしないでほしい。今、介護をしている訳ではないので冷静に感じられるが、当事者なら分かるけどそうもいかないと揺れるだろうな。 今、頭の中を何かが通り過ぎた、楽しい思い出、それがカタツムリの這った跡みたいにキラキラ残ってる 感情のネジ、制御するネジどちらもバカになったようで そういうふうに感じるんだ。 いい本だったし、読むべき本だった。 それにしても金銭的に余裕がないと何もできないことは痛感する。

Posted by ブクログ

2024/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもちさんは84歳になった。 夫は急に弱って特養に入り、一人暮らしになった。 近くに住む息子のお嫁さんはよくできた人で、色々とおもちさんの面倒を見てくれる。 東京に住む娘も気に掛けてくれていて、朝に晩に電話してくれる。 時には訪ねてきてくれる。 近所には同年齢の友人もいるし、幸せな老後には違いないがやっぱり寂しい。 糖尿病を患うようになって、好きなものを食べられなくなった。隠れて食べてもバレる。 心配した娘の計らいで、高齢者マンションに暮らすようになって食事の面倒から解放された。 恵まれた老後だと思うが、ただそれだけだ。

Posted by ブクログ

2024/02/19

おばぁちゃんが主人公の物語は初めてでしたが、とにかく面白かった!北海道弁がリアルで、おもちさんの声が聞こえてきそう。最初は親のことを思いながら読んでだけど、読み進めるうちに20年後30年後の自分にも思えてきて…記憶が混濁して、白いモヤがかかったようになっても、家族団欒の笑い声とか...

おばぁちゃんが主人公の物語は初めてでしたが、とにかく面白かった!北海道弁がリアルで、おもちさんの声が聞こえてきそう。最初は親のことを思いながら読んでだけど、読み進めるうちに20年後30年後の自分にも思えてきて…記憶が混濁して、白いモヤがかかったようになっても、家族団欒の笑い声とか、若い時に感じたトキメキは昨日のことのように思い出すんだろうなーと思うとちょびっと泣かさる

Posted by ブクログ

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