商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学芸出版社 |
発売年月日 | 2023/11/08 |
JAN | 9784761528669 |
- 書籍
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世界に学ぶ 自転車都市のつくりかた
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世界に学ぶ 自転車都市のつくりかた
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
後半は特に著者の熱量が伝わってくるような一冊だった。 持続可能な自転車まちづくりを勧められているが、私も自転車大好きなので大賛成。参考事例も載っていて参考にもなる!と思った。 …が、車好きの夫に話したところ、日本はトヨタもあれば、車を作る会社が多いから自転車ユーザーの割合をこれ以...
後半は特に著者の熱量が伝わってくるような一冊だった。 持続可能な自転車まちづくりを勧められているが、私も自転車大好きなので大賛成。参考事例も載っていて参考にもなる!と思った。 …が、車好きの夫に話したところ、日本はトヨタもあれば、車を作る会社が多いから自転車ユーザーの割合をこれ以上増やすのは難しいのでは?と言われた。それも確かに。 ただ、今使うユーザーの事故率を下げるための整備は必要だし、都市部に限ってはもう少し自転車ユーザーを増やせる気もする。シェアサイクルがとっても便利で私もよく使ったしなあ。 などと考えさせられた。 自転車まちづくりに参加する団体についても調べて、自分も一員になってみたいかもとも思えた。
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世界の自転車都市のまちづくり事例を見た上で、日本の課題点・改善案が書かれている。 日本は自転車都市に適した構造であるが、「推進」でなく「対策」のまちづくりを進めたために不便になっているとの指摘は、とても合点がいった。 世間では車の自動運転が注目されがちだが、一方で自転車都市化...
世界の自転車都市のまちづくり事例を見た上で、日本の課題点・改善案が書かれている。 日本は自転車都市に適した構造であるが、「推進」でなく「対策」のまちづくりを進めたために不便になっているとの指摘は、とても合点がいった。 世間では車の自動運転が注目されがちだが、一方で自転車都市化が進んでいる一面を垣間見ることができた。日本でもコンパクトシティ化に合わせ、自転車に合わせたまちづくりが進むかもしれない。
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(コペンハーゲン) 自転車に乗った人は「都市環境と相互に作用を及ぼし合いながら移動し、(中略)欠かすことのできない、アクティヴでまた目に見える存在として、人間社会という織物に、それをよりしっかりしたものにする糸を加える」(p.21) (アムステルダム) 自転車走行空間整備におけ...
(コペンハーゲン) 自転車に乗った人は「都市環境と相互に作用を及ぼし合いながら移動し、(中略)欠かすことのできない、アクティヴでまた目に見える存在として、人間社会という織物に、それをよりしっかりしたものにする糸を加える」(p.21) (アムステルダム) 自転車走行空間整備におけるマニュアルの5原則(ネットワークの充実、ダイレクトさ、安全性、快適性、魅力)をもとに都市デザインをつくっていく。(p.36) (ロンドン) 「ヘルシー・ストリーツ」アプローチ 10の指標 誰もが歓迎されていると感じられる・横断が容易・日差しや風雨からの保護・止まったり休んだりできる場所がある・騒音が抑えられている・徒歩や自転車での移動が多くの人に選ばれている。安全だと感じられる・見るもの、することがある・リラックスできる・空気が綺麗(p.89) ==== 自転車を中心とした生活について、各国の事例と日本での取組および展望についてまとめられていた。都市デザインの概念的な考え方であったり、レーン整備・法改正などの具体的な取組がよくわかる形で面白い。各国都市の取組を読んでいると、自転車に優しい施策が多くあって良いなと思う一方で、車依存抑制の観点では、公共交通と自転車のタッグについて、上記都市よりも国内都市の方が車の分担率が低いという点が興味深かった。他国よりも発達した公共交通機関のポテンシャルはまだまだあるんだなと思える。 環境配慮対策としての自転車、QOL向上の観点としての自転車、移動全般など、論点がいろいろあると改めて考えることもできた。
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