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美しき血 竜のグリオールシリーズ 竹書房文庫
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美しき血 竜のグリオールシリーズ 竹書房文庫

ルーシャス・シェパード(著者), 内田昌之(訳者)

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美しき血 竜のグリオールシリーズ 竹書房文庫

1,375

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2023/10/31
JAN 9784801937567

美しき血 竜のグリオールシリーズ

¥1,375

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2026/07/21

“竜のグリオール”シリーズ唯一の長篇にして最終作(作者死亡のため)。とはいえ、先行する2冊の短篇集はもともと1冊だったものを翻訳出版時に分冊したものなので、実質は2冊しかない。それでもこの特異なシリーズは強い印象を残す。 竜が出てくるファンタジーではあるのだが、全長1マイルにも及...

“竜のグリオール”シリーズ唯一の長篇にして最終作(作者死亡のため)。とはいえ、先行する2冊の短篇集はもともと1冊だったものを翻訳出版時に分冊したものなので、実質は2冊しかない。それでもこの特異なシリーズは強い印象を残す。 竜が出てくるファンタジーではあるのだが、全長1マイルにも及ぶ巨竜グリオールは、数千年前に魔法使いによって封印されており動くことができない。人々はこの巨竜をいいように利用している。 本作は過去にも登場したキャラクターを再登場させ、断片的だった物語をすっきりとまとめている。最後に驚愕の展開があるのだが、なんと1行で終わってしまう(笑)。

Posted by ブクログ

2025/12/24

グリオールシリーズ最後の長編。竜の血を研究するうちに商機を見出した男ロザッハー。竜の血を元にした麻薬が国中に蔓延し、政治の世界に足を踏み入れた彼はついには国同士の謀略に駆り出されることになる。 竜の体に広がる生態系や町の描写は壮大かつ卑近で変わらず素晴らしい。血の摂取がきっかけと...

グリオールシリーズ最後の長編。竜の血を研究するうちに商機を見出した男ロザッハー。竜の血を元にした麻薬が国中に蔓延し、政治の世界に足を踏み入れた彼はついには国同士の謀略に駆り出されることになる。 竜の体に広がる生態系や町の描写は壮大かつ卑近で変わらず素晴らしい。血の摂取がきっかけと思われるトリップをギミックに人の一生に近い時間を描いているのも面白い。 2巻目を読んでいなかったのでヨーロッパとかロシアとかの国名に地続きだっけ⁉︎と驚いた。

Posted by ブクログ

2024/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫オビにデカデカと書かれている「巨竜美血麻薬」というキャッチフレーズが、パワーワードに過ぎる(笑) ルーシャス・シェパードの「竜のグリオール」シリーズ、唯一の長編にして最後の作品。このシリーズは、グリオールの邪悪な思念に振り回される人々の不安や不幸を描くことを主題としてきましたが、この作品は他の作品と一味違います。それは、グリオールの思念よりも人間の欲望の方が強い、結局「一番怖いのは人間の心」ということを、まざまざと見せつけていることです。 巨竜グリオールの血を人体に直接投与することで、至上の幸福感に包まれることを知ったロザッハーが、それを売って儲ける、という展開。いつもはここで主人公がグリオールの企みによる(と思われる)不幸に見舞われて不穏な結末に至る、というのがこのシリーズのパターンですが、ロザッハーは違います。まぁ、グリオールの思念を感じさせる場面もなくはないのですが、基本的にロザッハーの行動は、欲望と政治的判断に基づくものです。これまでのシリーズ作品に見られた超自然的な展開は政治の背後に溶け込み、極めてリアルな人間同士の丁々発止の駆け引きがストーリーを牽引します。 元々独創的な世界観をベースに分厚いストーリーが織り込まれ、正にシリーズの掉尾を飾るに相応しい作品です。

Posted by ブクログ

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