商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2023/10/20 |
JAN | 9784642059794 |
- 書籍
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戦死者たちの源平合戦
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戦死者たちの源平合戦
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商品レビュー
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平家物語の武士たちの死の意識をこれまでの説とくらべながら検討していきます。 平家物語が日本人の特に軍人的な死の美学の始まり(戦国武将が読み理想としその思想が受け継がれていった)だと知ったのでその死生観に興味を持ち本書を手に取りました。 その目的からするとこの話題は本書にはありま...
平家物語の武士たちの死の意識をこれまでの説とくらべながら検討していきます。 平家物語が日本人の特に軍人的な死の美学の始まり(戦国武将が読み理想としその思想が受け継がれていった)だと知ったのでその死生観に興味を持ち本書を手に取りました。 その目的からするとこの話題は本書にはありませんでした。武将として生きていれば必ず直面する死についてのお話です。首についての話題が多かった印象です。 戦の功績は、敵将を倒す、戦いでの負傷、戦死、の順になっていて、これは勝った側の武将の価値観ですが、立派な死によって武人としての身を飾る、それによって残された子孫にもプラスに働く、という意識はまだなかったようです。 幕府創設を飾るものであればその戦死は素晴らしいものとされ、よくぞ自分を犠牲にしてくれた、と讃えられました。彼を祀る寺院が建てられ国家的な供養の行事がおこなわれ、戦は建国の歴史になります。 それは武人が目指すべき理想となります。
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