商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 琥珀書房 |
発売年月日 | 2022/12/12 |
JAN | 9784910723280 |
- 書籍
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越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること
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越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること
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目次 (推薦文) 世紀をこえるグローバル移動の物語 西川祐子 在日朝鮮人文学史の〝失われた環〟 平田由美 体験と虚構の中に探る戦後史の共有の(不)可能性 日比嘉高 日記がつむぎだす「もう一つの戦後史」 板垣竜太 尹紫遠日記を読む 解説 宋恵媛 序. 宛先不明の手紙 一.在日朝...
目次 (推薦文) 世紀をこえるグローバル移動の物語 西川祐子 在日朝鮮人文学史の〝失われた環〟 平田由美 体験と虚構の中に探る戦後史の共有の(不)可能性 日比嘉高 日記がつむぎだす「もう一つの戦後史」 板垣竜太 尹紫遠日記を読む 解説 宋恵媛 序. 宛先不明の手紙 一.在日朝鮮人と日記 二.一九四六年、戦後作家の誕生 三.蔚山での幼年時代、東京での孤独な青春 四.桃の花、あいりすの花―内なる朝鮮を詠む 五.東京はけふ雨が降ってゐる―戦後日本で朝鮮人が書くということ 六.文学者たちとの交流録 七.在日朝鮮人文学史の一隅で 八.謎解き 九.とし子 父と母の思い出 尹泰玄 『月陰山』巻末記 尹徳祚 あとがき 尹紫遠作品一覧 尹紫遠が鑑賞した映画一覧 人名索引 ----------------------------------- 版元から一言 2019年に宋恵媛さんの尹紫遠の論文を拝読した時から、これは世に広く問わねばとの思いをもち取り組んだ本です。そこから尹紫遠の長男である尹泰玄さんにお会いし、日記や作品も読んでいく中で、この歴史に埋もれた作家の記録や人生をどのように伝えられるだろうと自問しつづけた3年でした。 「いま出版社に何が出来るか」ということを問う中で、宋恵媛さんの研究への情熱とすばらしい解説に後押しされ、作品集刊行、動画公開、電子版全集と多くの新しい取り組みにつながりました。 植民地期や戦争中はもちろんのこと、在日一世の人生についての記憶もうすれていると聞きます。そのような中、読者が一人の日記を通して、歴史や人生に思いを馳せることは大事なのかなと感じます。そして、エゴドキュメントである日記は、本当に多くのことを語ってくれる資料だとあらためて実感した仕事でした。在日朝鮮の人たちに関する記録そのものの希少性を痛感させられた仕事でもありました。一世の日記初公刊となるこの仕事を形にできたことを心から嬉しく思います。東アジアにおいて再び難民が生じるような事態がおきないことを願いながら名付けました長いタイトルの本書を、ぜひご一読ください。
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