商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青春出版社 |
発売年月日 | 2023/10/10 |
JAN | 9784413298377 |
- 書籍
- 文庫
歩けば、調う
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歩けば、調う
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「TTNU」 寝たはずなのに疲れがとれない。やることは山積みなのに目の前の仕事に集中できない。なんてことはないだろうか?(1回やってみたかった書き出し) 情報過多にマルチタスク、人間関係など、現代人は脳ばかり酷使し脳疲労がたまっているようだ。 精神科医で禅僧でもある川野さんが...
「TTNU」 寝たはずなのに疲れがとれない。やることは山積みなのに目の前の仕事に集中できない。なんてことはないだろうか?(1回やってみたかった書き出し) 情報過多にマルチタスク、人間関係など、現代人は脳ばかり酷使し脳疲労がたまっているようだ。 精神科医で禅僧でもある川野さんが薦めるのは足裏の感覚に意識を向け歩く「マインドフルネスウォーキング」だ。それを行うことで意識を「今ここ」に向け「思考のさまよい」(自分の感じ方だと「脳の無駄遣い」)が減少する。 この「脳の無駄遣い」はDMN(デフォルトモードネットワーク)というらしい。これは脳のアイドリング状態で、多くのエネルギーを消費する。 そんなDMNであるが、評価は人によりまちまちだ。脳科学者の茂木健一郎大先生などはDMNを創造性の源泉のような言い方をされていた。DMNはただあるだけで、人や場面によって功罪はそれぞれに現れるのだろう。 それはさておき、ただ歩くことによって脳疲労が軽減されるというのは簡単で効果の高い役立つ情報であった。 それから少し余談を。「調う」というのは昨今のサウナブームを意識したタイトルなのかなと感じたのだが、禅の世界では「調身、調息、調心」といった言葉も古来からあるようで、どちらかと言えばサウナ業界がそちらに寄せたのかなという感じか。 とはいえどちらも「情報のデトックスをして内面と向き合う」特徴があると思うので親和性は元々あるのだろうか。 本書では「マイクロバースト現象」という概念が紹介されていた。これはスポーツ選手のトレーニングに取り入れられていて、運動の後に瞑想を挟み、その落差でより深く瞑想に入り込むことができるものなのだそう。これもサウナの「ととのう」感覚に近いのかなと思った。(サウナー目線で読み過ぎ。)
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