商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | グラフィック社 |
発売年月日 | 2023/10/10 |
JAN | 9784766138047 |
- 書籍
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西洋の鍵
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西洋の鍵
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
西洋における”鍵”の歴史を紹介した本。最初期の鍵のしくみや鍵が如何に実用性を高め、装飾を増やしていったかがわかります。実際に使用できない、名誉として与えられる”侍従の鍵”の存在を初めて知りました。時代が下がるにつれ、華美になっていく装飾も美しく、写真も多いので見るだけでも楽しめま...
西洋における”鍵”の歴史を紹介した本。最初期の鍵のしくみや鍵が如何に実用性を高め、装飾を増やしていったかがわかります。実際に使用できない、名誉として与えられる”侍従の鍵”の存在を初めて知りました。時代が下がるにつれ、華美になっていく装飾も美しく、写真も多いので見るだけでも楽しめます。
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古代にも鍵が必要なシチュエーションがあり工夫を凝らして作成された様子がうかがえる。 巨大な鍵からその構造詳細があるもの、形の美しいもの形状が複雑なもの、多種多様である。 写真も多く見ているだけでもその時代へ行った気分が味わえる。
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古代オリエントから始まるとされる鍵の歴史。 およそ4000年に及ぶその歴史の中での、西洋の鍵の姿の 変遷とその美しさを紹介し、解説する。 ・序文 ・鍵の形態学 ・紀元前約2000年 ・古代ギリシアの鍵 ・湖上住居の鍵 ・ケルトの鍵 ・ローマ時代の鍵 ・パレスチナの鍵 ・中世初期か...
古代オリエントから始まるとされる鍵の歴史。 およそ4000年に及ぶその歴史の中での、西洋の鍵の姿の 変遷とその美しさを紹介し、解説する。 ・序文 ・鍵の形態学 ・紀元前約2000年 ・古代ギリシアの鍵 ・湖上住居の鍵 ・ケルトの鍵 ・ローマ時代の鍵 ・パレスチナの鍵 ・中世初期からカロリング朝にかけての鍵 ・ヴァイキングの鍵 ・ロマネスク様式の鍵 ・ゴシック様式の鍵 ・ルネサンス期の鍵 ・名匠の鍵 ・教会の鍵 ・侍従の鍵 ・バロック/ロココ様式の鍵 ・英国スタイルの鍵 ・重厚なアイアンチェストの鍵 ・ふたつの機能を果たす鍵 ・18世紀から20世紀の鍵 ・現代の鍵 ・ローマ時代からゴシック時代にかけての鍵の変遷 ・ルネサンス期から20世紀にかけての鍵の変遷 用語集、引用文献、世界の博物館、寄贈者一覧、参考文献有り。 西洋の鍵の造形と美は、年代によって、その用途によって、 特徴があり、歴史の中で変遷している。 写真で提示しているその機能とデザインは、 当時の、鍵や錠前制作の技術と美意識が窺える。 肩に担いで運ぶほど大きく長い鉤形の、ギリシア神殿の鍵。 お守りでもあった、ヴァイキングの鍵。ローマ時代の指輪型。 ハートや四つ葉、菱形の持ち手が可愛い、ゴシック様式。 想像上の生き物の持ち手が豪奢な、ルネサンス期。 16~17世紀の名匠の、鍵の持ち手の装飾と櫛の如くの歯が見事。 教会の鍵には十字架の意匠。聖書には鍵の記述が多い。 侍従の鍵は誰もが羨む名誉のしるし。金を被せ、勲章の如く。 コカイユのC字の持ち手が重厚なバロック様式。 曲線の持ち手が優雅なロココ様式。 縄編み文様と彫刻の英国スタイル。 パイプやコルク抜きにもなる鍵。 18~20世紀に手作りの鍵は終焉を迎え、工場生産へ移行。 そしてシリンダー錠や電子ロックの時代が始まる。 実にマニアックな鍵の世界を垣間見たような印象です。 簡素な鍵があれば、精巧な飾りを施された鍵もある。 歯の部分を見てると、錠の中も見てみたくなりました。 もしあれば、東洋の鍵の本も読んでみたいなぁ。
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