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古代日本の宮都を歩く ちくま新書1755
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古代日本の宮都を歩く ちくま新書1755

村井康彦(著者)

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古代日本の宮都を歩く ちくま新書1755

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/10/06
JAN 9784480075642

古代日本の宮都を歩く

¥1,320

商品レビュー

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2024/09/26

日本の宮都の歴史、特に飛鳥から平安遷都までの期間を扱っている。タイトルからは観光の記録のように思うかもだが、実際に著者はカメラを片手に現地をよく歩くらしい。 日本の古代史にあまり詳しくなかったので、今も残る文献からここまで明らかになるんだなと驚き。田身嶺に関しての通説を文献を丁寧...

日本の宮都の歴史、特に飛鳥から平安遷都までの期間を扱っている。タイトルからは観光の記録のように思うかもだが、実際に著者はカメラを片手に現地をよく歩くらしい。 日本の古代史にあまり詳しくなかったので、今も残る文献からここまで明らかになるんだなと驚き。田身嶺に関しての通説を文献を丁寧読んでひっくり返しているのも。 遷都に伴って毎度のようにネズミが異常行動を起こしている。たとえば白村江での敗戦後の大津遷都や、難波遷都など。平城京に移ってからもフラフラしていた。山城は遷都されるまで山背だった。遣唐使は菅原道真により894にされたように教科書でも書かれていてそれが国風文化の発展に繋がったとされるが、実際は菅原道真が止めたのは個別の一件だけで、その10年後には唐が滅びていた。唐の後は宋と交易しているので、国風文化の発展は大陸からの文化を日本なりに咀嚼し吸収できるようになったと解すべき。

Posted by ブクログ

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