商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2023/09/19 |
JAN | 9784150019952 |
- 書籍
- 新書
渇きの地
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渇きの地
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
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・あらすじ 旱魃に苦しむオーストラリア内陸の町リバーサイドが舞台。 その町では1年前牧師による銃の乱射事件が起きた。記者であるマーティンが取材を行った住民の殆どは牧師に対して好意的な様子…。 人気があり敬虔な牧師がなぜ銃乱射事件を起こしたのか。 ・感想 牧師の動機を探るうちに色んな要素や過去が判明するタイプのストーリー。 個人的には戦地取材でPTSDとなったマーティンがこの事件の取材を通して「ジャーナリズムとは」と己の仕事、やるべき事を見つめ直していくリハビリの過程が面白かった。 どこまでも客観的にものごとを見て、書いてきたマーティン。 初めて当事者になる事で今までの自分の無感覚や「真実以外への無関心さ」を自覚するくだりは良かった。 (本邦のマス◯ミは真実とかどうでも良いらしいけど)「真実を知る権利」ってなんだろう? それを錦の御旗に横暴なことしてる印象あるからあんまりあの手の人たちは好ましくないけど、この作品は作者自身がジャーナリストだったらしく葛藤や矛盾などが書かれていて面白かった。 三部作らしく解説に残りのあらすじ載ってたけどなんか意外な展開になりそう。 オーストラリア舞台の作品は初めて読んだけど、日本の公安的立ち位置のキャラが結構いい味出してた!
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作者の経歴がそうさせるのか、描写が鮮明に感じた。 何の予備知識もない舞台なのに、没入感がすごかった。事件の展開に夢中になるのはミステリならではのものだけれども、自分もそこにいるような感覚は珍しいかもしれない。 中盤以降、物事が大きく動くのに、街は旱魃で動きがない。対比がよかった
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面白かったけど、主人公の途中の解説が長いせいか、飽きそうになった。 解説のせいで、複雑な話が判りやすい面もあるけど、もう少し何とかならないのかとも思う。
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