商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リベラル社/星雲社 |
発売年月日 | 2023/09/19 |
JAN | 9784434327209 |
- 書籍
- 文庫
持たない暮らし
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持たない暮らし
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
下重さんの文章を読むと、いつも背筋が伸びる。 「粋な生き方」を丁寧にされてきた筆者の体験と思考のお話だ。 モノに溢れ、情報が溢れ、時代に取り残されまいと「野暮に」もがく自分に喝を入れられる気分は、それでいて清々しい。 本書の中で下重さんが語る良寛の一節と、その想いがとても印象に残...
下重さんの文章を読むと、いつも背筋が伸びる。 「粋な生き方」を丁寧にされてきた筆者の体験と思考のお話だ。 モノに溢れ、情報が溢れ、時代に取り残されまいと「野暮に」もがく自分に喝を入れられる気分は、それでいて清々しい。 本書の中で下重さんが語る良寛の一節と、その想いがとても印象に残る。 自分も五合庵を訪ねたことがあるので、その言葉、表現の一つ一つが手に取るように分かる気がする。 今の時代、そんな生き方が出来る人は居ないだろう、そしてそれは意味が無いことだろう。 と思われてしまうかもしれない。 でも下重さんの語っている事は、実際に何もない暮らしをすることではなく、意識の中(考えとして)のシンプルさ、周囲に流されない美意識を大切にしよう、としていると感じる。 仕事に、時間に、周囲との関係に、疲れを感じた時に読む下重さんの言葉は本当に沁みると感じた。 自分がその言葉を欲しているのを感じた。 誰かに伝えたくなる一冊である。
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「必要のないものは買わない。買うときは吟味して自分の好きなもの、ほんとうにいいものだけに限る。それを生かし切って楽しむ。」。自分が活かしきれず、楽しめないものは手放した方がいい。でも愛着があって手放せないものもある。シンプルに生きたい。
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○ふとこういうのが読みたい気分だったので、書店で購入。 ○結構前に出版されたものの再販らしい。 ○「そういう本だろ」と言われたらそれまでだが、筆者がいちいち自分の人生観を押しつけがましく語ってきてうっとおしい。 ○中でも一番イライラしたのは、バブルの頃の日本社会の風潮や、社会の動...
○ふとこういうのが読みたい気分だったので、書店で購入。 ○結構前に出版されたものの再販らしい。 ○「そういう本だろ」と言われたらそれまでだが、筆者がいちいち自分の人生観を押しつけがましく語ってきてうっとおしい。 ○中でも一番イライラしたのは、バブルの頃の日本社会の風潮や、社会の動きや、価値観をよそ者目線で批判していること。その当時選挙権もないほんの子供だった私から見れば、当時立派な大人として社会の一翼を担う存在だった人間が、自分は関係ありませんみたいな顔で日本を批判しているのがどうにも癪に障る。社会を支える大人の一人だったのなら、当時の社会のありようやその後の変遷に全く責任がないわけないだろうに。高潔な仙人気取りの語り口には無神経さすら感じられる。 途中で嫌気がさしてきて、読了を放棄してしまった。
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