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精選女性随筆集 幸田文 文春文庫
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精選女性随筆集 幸田文 文春文庫

幸田文(著者), 川上弘美

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/09/05
JAN 9784167921033

精選女性随筆集 幸田文

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商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

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2025/01/11

小川洋子さんのFM番組「メロディアスライブラリー」で幸田文を取り上げたことを覚えている。小川さんの敬愛の念が伝わってくるようだった。 本書は、川上弘美さんの選。女性作家の尊敬を集める対象なんだな。 小説「おとうと」は既読。 改めて、ピンと筋が通った文章と感じる。名人がピシピシと...

小川洋子さんのFM番組「メロディアスライブラリー」で幸田文を取り上げたことを覚えている。小川さんの敬愛の念が伝わってくるようだった。 本書は、川上弘美さんの選。女性作家の尊敬を集める対象なんだな。 小説「おとうと」は既読。 改めて、ピンと筋が通った文章と感じる。名人がピシピシと駒を将棋盤に置いていくような印象がある。達人の文章と思う。 父親の幸田露伴から家事全般を叩きこまれたことは何となく知っていたけど、唯々諾々と従っている訳でもないんだな。ブツブツ反発しながらも、またやり込められていく辺りの文の加減が本当に巧いなと思う。 露伴の死に際のやり取りは心情に迫るものがあるけれど、やはり似たものの父娘だなとも感じた。 競馬馬を語った一編が、チョッと風合いが違うかな。二番手の馬が好きという文は稍ミーハーぽい。 薄い本だけど、キリッとした文なので、なかなか読み飛ばせないし、一篇読み終えると疲れて、すぐ次の文章に当たれなくて思いの外に時間が掛かった。

Posted by ブクログ

2024/03/03

父、露伴より『論語』の素読から家事全般までを仕込まれた。という事前知識から、かしこまった、とっつきにくい印象がありましたが、面白く突飛な面のある方でした。そこにはもちろん正しく深い観察力や思考力、言語感覚などがあってのことですが。叶うならお会いしたかったな。随筆は作家の素の部分が...

父、露伴より『論語』の素読から家事全般までを仕込まれた。という事前知識から、かしこまった、とっつきにくい印象がありましたが、面白く突飛な面のある方でした。そこにはもちろん正しく深い観察力や思考力、言語感覚などがあってのことですが。叶うならお会いしたかったな。随筆は作家の素の部分が伺えて面白い。

Posted by ブクログ

2024/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

随分前に岩波少年文庫で「台所のおと」を読んだときにかなりの衝撃を受けた記憶があったので、川上弘美編ということもあって買ってみた。が、なんだか入り込めず読んでも上滑りしてしまう。一旦休ませることにした。

Posted by ブクログ

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