商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/08/24 |
JAN | 9784065327425 |
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
初めて行った本屋さんでこの作品を見つけた たぶんあの本屋でなければ出会えなかった一冊 数ヶ月経って、図らずもいちばんいいタイミングで読めた 喪失を味わったあとの話 涙を誘うわけではなく、日常の時間の流れや心の移ろいを、優しさよりもさりげなさで描かれてる 私小説なんじゃないかと思...
初めて行った本屋さんでこの作品を見つけた たぶんあの本屋でなければ出会えなかった一冊 数ヶ月経って、図らずもいちばんいいタイミングで読めた 喪失を味わったあとの話 涙を誘うわけではなく、日常の時間の流れや心の移ろいを、優しさよりもさりげなさで描かれてる 私小説なんじゃないかと思うほどリアル 愛犬との別れを思い、苦しくなった 派手な作品ではないけど、一気に読み、すごく心に残った
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文体が自分に馴染みにくいと感じた。句読点の置き方、言葉の抜き方、など。でも、これは私と作者の相性の問題。非難や否定ではない。 柔らかく、優しく、淡々と、作者が「他者との関わり方」について思うことやそれについての考察を物語に散りばめている。気がした。 家族を失くすこと、自分を咎め...
文体が自分に馴染みにくいと感じた。句読点の置き方、言葉の抜き方、など。でも、これは私と作者の相性の問題。非難や否定ではない。 柔らかく、優しく、淡々と、作者が「他者との関わり方」について思うことやそれについての考察を物語に散りばめている。気がした。 家族を失くすこと、自分を咎めること、他者を恨んでしまうこと。その上で、残されたこれからを一緒に生きていく他者をどのような形で慮るのか、尊重するのか、言葉を伝え合うのか。
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長島有里枝さんの本は、常にすごくリアルで生々しい。息子は自分の息子に重ねてしまう。そして主人公の気持ちもわかりすぎる。私は常に放っておかれたいのだけど、たまに話し相手はほしい。ただそれだけである。 三軒茶屋のtwililightでの朗読会にも参加したんだけど、そこで驚いたのは自分...
長島有里枝さんの本は、常にすごくリアルで生々しい。息子は自分の息子に重ねてしまう。そして主人公の気持ちもわかりすぎる。私は常に放っておかれたいのだけど、たまに話し相手はほしい。ただそれだけである。 三軒茶屋のtwililightでの朗読会にも参加したんだけど、そこで驚いたのは自分が思っていた小説の世界と、全く違う世界を見ている人がいるということ(良い意味で)。やっぱり、自分に寄せてしまって読んでいるのだなあと感じた。
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