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美しき世界手芸紀行 毛糸だま特別編集
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美しき世界手芸紀行 毛糸だま特別編集

日本ヴォーグ社(編者)

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美しき世界手芸紀行 毛糸だま特別編集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本ヴォーグ社
発売年月日 2023/07/21
JAN 9784529063081

美しき世界手芸紀行

¥2,420

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/07/10

表紙の貝細工綺麗…!ベツレヘムパール。 漁師のセーターはイギリスかと思いきやポルトガル。 ポルトガルの人が編むときには、首の後ろや腰の後ろから毛糸を前に回すそう。 それが嫌な人は胸の上あたりに安全ピンに似たピンを付けて、そこに引っかけて編むとか。へぇぇ。 ぐぐったら『たた&たた夫...

表紙の貝細工綺麗…!ベツレヘムパール。 漁師のセーターはイギリスかと思いきやポルトガル。 ポルトガルの人が編むときには、首の後ろや腰の後ろから毛糸を前に回すそう。 それが嫌な人は胸の上あたりに安全ピンに似たピンを付けて、そこに引っかけて編むとか。へぇぇ。 ぐぐったら『たた&たた夫ブログ』さんに古いお写真が。 http://tata-tatao.to/knitblog/2001/09/05/601 チェコの糸ボタンはミシンメイドもあるのね! フランスのル・ピュイ・アン・ブレーではボビンレース。 17世紀に始まった「ベアット」というシステムは村の少女や女性達が生活の糧を得られるように、読み書きや計算、キリスト教の教義にボビンレースの編み方を教えた物。 各地のボビンレースでは伝統が途切れてしまう事もあった中、ここでは途絶えなかったのがこういうシステムがあったからなんだなぁと。 それでも手工芸だけで現代で食べていくのは厳しいのが現状だろうから、今後どう継いでいくかがどこでも課題なのかなと思います。

Posted by ブクログ

2023/09/03

2週間ほど前に読んだ『世界手芸紀行』があまりにも良すぎた。 季刊誌『毛糸だま』の企画第二弾で、心なしか前作よりもボリュームアップしている。 第二弾も期待を裏切ることはなく、読み始めからもうワクワクが止まらなかった。手芸は大の苦手だけど、これだけは星5つで飾りたい。 どの国の項が...

2週間ほど前に読んだ『世界手芸紀行』があまりにも良すぎた。 季刊誌『毛糸だま』の企画第二弾で、心なしか前作よりもボリュームアップしている。 第二弾も期待を裏切ることはなく、読み始めからもうワクワクが止まらなかった。手芸は大の苦手だけど、これだけは星5つで飾りたい。 どの国の項が一番良かったか即答できない。 東欧雑貨店チャルカ店主の久保よしみさんは、前作に続いてのご登場。今回担当されたのは、チェコの糸ボタンである。お店で実物を見たことがあるけど、専用のミシン(何と1924年から使用!)で制作していたのは初耳だった。工程が小刻みに分けられているため自作は無理にしても、何個か組み合わせてブローチにしたりと使い道はほぼ無限大。よく見るとどの子も可愛いし、一度お迎えしてみようか。 神田陽子さんが紹介するイランの手編み靴下も、好みにドンピシャだ。 編み物のイメージが結びつかないような国だけど、靴下制作で有名な北部の村では冬に雪が降るという。一足に何種類ものカラーが編まれたデザインはエキゾチックそのもので、紋様一つひとつに意味があるという。(子孫繁栄など家族の幸福を願ったものが多い) せめて暗色になりがちな冬服の足元だけでも、この靴下で明るく見せたい…! こんな感じに各所で想像を巡らせていた。 本書の刊行は今年7月で、わりと最近。 前回(2017年刊)との相違点があるとすれば、今回は感傷に浸ることが多かったかな。とりわけベツレヘムパールとウクライナ刺繍がそうだった。 本書の表紙にもなっているベツレヘムパールは、パレスチナがベツレヘムで作られている貝細工の工芸品全般(イコンやアクセサリー等)を指す。特徴は見事な透かし模様で、職人は糸鋸を駆使して原材料となる白蝶貝の殻をくり抜いていく。 「作ることは祈り」 筆者が訪ねた職人さんの姿勢にグッときた。職人の高齢化と減少が問題になる中でも、作る手は決して止めず作品に思いを込め続ける。そうして出来上がった実物を前にしたら、まるで対話をしているかのように目が離せなくなるんだろうな。 ウクライナ刺繍は手間のかかることで知られ、ブラウスの片腕だけでも最大9000回以上のステッチが施されている。しかしそこから生み出される精密さと美しさから、過去にイギリスの故エリザベス女王やロイヤルファミリーからオーダーを受けたこともあるらしい。そんな国宝級の手仕事を筆者の本橋さん(ウクライナや東欧の衣料品を扱うブランド ドーリッシュを経営)は、「本物の民族衣装」と呼んでいる。 「平和が戻ったら…」と力強く夢を語る本橋さん。民族衣装が国再建への底力になるのもまんざら夢ではないのでは? 「仕事で大事なのは、より深く相手を理解しようとする気持ち。アイデアを交換することで良いものができ、それを還元していくことで関わる人みんなが幸せになる」 商品の代わりに元気を貰った。自分は今幸せでいっぱいだ。

Posted by ブクログ

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