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アゲイン フレーベル館文学の森
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フレーベル館 |
発売年月日 | 2023/07/24 |
JAN | 9784577051870 |
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アゲイン
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実家が飲食店の主人公。友達と、子ども食堂に入ったことがきっかけで、子ども食堂に興味を持ち、子ども食堂に関わってる人達を手伝いながら色々勉強していく物語だった。 「食べ物に困っている人のための食堂だから、困っていない人が食べたら迷惑なのでは」など子ども食堂に対しての考え方が1人ひとり違うことを学んだ。 包装の角が潰れている、ラベルの印字が薄い、パッケージが古い、形が不揃い、ほんの少し欠けているなどで店頭に並べられなくなり本当なら捨てられるはずのものや、フードドライブで集まった食品を、カテゴリー別に分ける。その分けたものから食べ物に困っている世帯ごとに配分し、それを食品パックという名称で配っていることを知った。 子ども食堂やフードロス、フードバンクやフードドライブは知っていたが、食品パックは初めて知った。
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「ウチ、極貧なの」。これを小学生が言える勇気。確かにアオイにはカンナの気持ちが分からないだろう。極貧生活を送ったことのないアオイには。してもらうばかりで何も考えないアオイはカンナと関わることで貧困やフードロスに目を向けるようになる。タダでもらうことの恥ずかしさや惨めさは体験した人...
「ウチ、極貧なの」。これを小学生が言える勇気。確かにアオイにはカンナの気持ちが分からないだろう。極貧生活を送ったことのないアオイには。してもらうばかりで何も考えないアオイはカンナと関わることで貧困やフードロスに目を向けるようになる。タダでもらうことの恥ずかしさや惨めさは体験した人しか分からないし、周りの偏見の目もあるだろう。でもまずは知ることから始めないと何も変わらない。ぜひティーンに、いや大人にも読んでほしい本だ。誰だっていつどうなるかは分からないのだから。
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子ども食堂、食品ロス、フードバンクのことを物語を通じて知ることができるのは素敵なことだ。物語だから主人公同様「自分ごと」として考えられるのではないか。それが物語が持つ力だろう。 ちょっとしたことでうまくいったりギクシャクしたりの友達関係も味わえます。
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