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星をつかんでポケットへ ほるぷ読み物シリーズ セカイへの窓
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星をつかんでポケットへ ほるぷ読み物シリーズ セカイへの窓

アイシャ・ブシュビー(著者), 吉井知代子(訳者)

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星をつかんでポケットへ ほるぷ読み物シリーズ セカイへの窓

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ほるぷ出版
発売年月日 2023/07/21
JAN 9784593103829

星をつかんでポケットへ

¥1,760

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2023/11/25

母と娘の物語で、13歳の女の子の後悔と冒険と成長の物語で、そりゃあもうダーダー泣きました。母親の記憶に入り込んで思い出をたどるストーリーに加えて日常生活の中で等身大の友情も描かれるのがよかった。結末も含めてものすごく現代的な物語。これがデビュー作とは。

Posted by ブクログ

2023/10/05

オンラインゲームの世界でいちばん充実感を感じ、自分でいられるサフィヤ。でも母はちっとも理解してくれなくて、自分の思う「ためになること」を押しつけてくる。ところが母子で衝突して、けんか別れしたあと、母は脳卒中を起こして倒れてしまった……。 罪悪感と、なんとかよくなってほしいという...

オンラインゲームの世界でいちばん充実感を感じ、自分でいられるサフィヤ。でも母はちっとも理解してくれなくて、自分の思う「ためになること」を押しつけてくる。ところが母子で衝突して、けんか別れしたあと、母は脳卒中を起こして倒れてしまった……。 罪悪感と、なんとかよくなってほしいという願いで、けんめいにICUの病床につきそうサフィヤ。すると、ふしぎな夢を見るようになった。自分と同じ年頃の母が、クウェートの実家で子ども時代を送っているところを、生々しく体験するようになったのだ。何度も夢のなかに入るうちに、自分を少しも理解してくれないと思っていた母が、意外なほど自分に似ていることに気づいていく。 柳田邦夫が、仏教の「内観」の修行をして、自分の小学校時代の母の心境を生々しく体験し、涙があふれたと語っていたことをちょっと思い出した。 それと、『病院図書館の青と空』(令状ヒロ子)と少し共通点を感じたり。そちらは、やはり生々しい白昼夢のような形で図書室の本のなかに入りこみ、友だちと出会って友情をはぐくんでいくのだけど、病院という特殊な場所で生まれるファンタジーとして、どちらもごく自然に感じられるのがおもしろい。

Posted by ブクログ

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