1,800円以上の注文で送料無料

明と暗のノモンハン戦史 講談社学術文庫2774
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

明と暗のノモンハン戦史 講談社学術文庫2774

秦郁彦(著者)

追加する に追加する

明と暗のノモンハン戦史 講談社学術文庫2774

1,551

獲得ポイント14P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/07/13
JAN 9784065325759

明と暗のノモンハン戦史

¥1,551

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/30

ノモンハン事件について、実証的に分析。その後の太平洋戦線で霞んでしまうが、日ソ両国で動員された戦力や死傷者数を見れば、局地的な紛争というよりは戦争と言っても良い規模であった。過去は東京裁判の証言資料などから日本側の一方的な負けとされてきたが、ソ連崩壊後の資料から死傷者数ではソ連側...

ノモンハン事件について、実証的に分析。その後の太平洋戦線で霞んでしまうが、日ソ両国で動員された戦力や死傷者数を見れば、局地的な紛争というよりは戦争と言っても良い規模であった。過去は東京裁判の証言資料などから日本側の一方的な負けとされてきたが、ソ連崩壊後の資料から死傷者数ではソ連側の方が多かったことが分かった。しかし、著者は戦争の勝敗を目的の達成とするならば、日本側が主張する満蒙間の国境線に書き換えられなかったことをもって日本側の敗戦とする。 間の戦史部分は、イメージがつかずかなり読み飛ばしてしまったが、前段の前史と後半の総括を読むだけでも価値はあるだろう。最後の敗北人事は、高級将校は予備役に移される処分で済む一方で、中間の将校は自殺を強要されたり、ソ連側の捕虜になった者は犯罪者と扱われたりと、酷いものだった。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品