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読み書きの日本史 岩波新書1978
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読み書きの日本史 岩波新書1978

八鍬友広(著者)

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読み書きの日本史 岩波新書1978

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2023/06/22
JAN 9784004319788

読み書きの日本史

¥1,166

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2025/10/05

著者のメインの研究は近世の手習いのテキストである「往来物」のようだが、メソポタミア文明や中国をはじめ、世界の文字と識字の歴史についての該博的な知識が盛り込まれていて、読みごたえがあった。往来ものに関しては、手紙が識字学習のツールとして世界的に広く用いられてきたとの議論が大変興味深...

著者のメインの研究は近世の手習いのテキストである「往来物」のようだが、メソポタミア文明や中国をはじめ、世界の文字と識字の歴史についての該博的な知識が盛り込まれていて、読みごたえがあった。往来ものに関しては、手紙が識字学習のツールとして世界的に広く用いられてきたとの議論が大変興味深い。私は「文字=権力者のツール」とイメージしていたが、手紙についてみるとそれは早計というか、近代的な思考が過ぎるかもしれない。本書において往来物の種類がかなり豊富だったことや、近代初期にもしばらくは使用されたことがわかり、近世と近代の連続性・不連続性について学んだ。また、識字や識字率を定義することの困難さや、「近世の日本の識字率は世界一との言説は誤り」といった議論にも読めば納得。

Posted by ブクログ

2024/12/23

何百年もの間、長く日本の読み書きの教科書であった「往来物」。往来物って「往来」か。そうか、手紙だったのか。なんだって日本の学校ってのは何も教えてくれないんだ!往来ってなんだろうってちゃんと疑問に思った人や、想像した人の勝ちだ。ああ。己の愚かさが露呈されたが、いいのだ、今知れただけ...

何百年もの間、長く日本の読み書きの教科書であった「往来物」。往来物って「往来」か。そうか、手紙だったのか。なんだって日本の学校ってのは何も教えてくれないんだ!往来ってなんだろうってちゃんと疑問に思った人や、想像した人の勝ちだ。ああ。己の愚かさが露呈されたが、いいのだ、今知れただけでも。私、道理で手紙やりとりだけの小説とかが大好きなわけだ。届ける相手がはっきりしている文章の奥深さも知れた。 いやしかし、歴史の面白さ、重要さも、大人になってからわかるものだ。歴史=暗記なんて思ってた時間を返してくれ!…とにかく。日本の読み書きの歴史、面白かった。曖昧な昔の識字率、寺小屋がとっても自発的な塾みたいなものだったこと、そこに行ったからといって読み書き完璧になるわけではないこと、親も行かせとけば安心と思ってたなんて、今の塾と一緒やないかい。読み書きできることがが当たり前になったのは、長い歴史の中で最近のこと。読み書きするのは膨大な量の教育が必要なこと。 まだまだいっぱい、興味深かったことがあり付箋がいっぱいになった。「折々の言葉」ありがとう。(割とここで紹介されたものを読んでおります)

Posted by ブクログ

2024/04/16

リテラシー史を考える際、筆から鉛筆という文具の問題、行書から楷書という書体の問題があるという指摘は面白かった。参考文献には興味を惹かれるものが多数あり。

Posted by ブクログ