![中国のことばの森の中で~武漢・上海・東京で考えた社会言語学~ リベラルアーツコトバ双書3](https://content.bookoff.co.jp/images/goods/item_ll.gif)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 教養検定会議/JRC |
発売年月日 | 2023/06/15 |
JAN | 9784910292076 |
- 書籍
- 新書
中国のことばの森の中で~武漢・上海・東京で考えた社会言語学~
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中国のことばの森の中で~武漢・上海・東京で考えた社会言語学~
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言語景観、役割語、言語接触、言語行動etc…。文法のような、言語の中の法則だけでは説明できない、社会との関わりによって起きる言語にまつわる現象を考える社会言語学の入門書。とはいえ、堅苦しい入門書というよりは、武漢・上海・東京で暮らしてきた社会言語学の専門家の目から見た、中国語と日...
言語景観、役割語、言語接触、言語行動etc…。文法のような、言語の中の法則だけでは説明できない、社会との関わりによって起きる言語にまつわる現象を考える社会言語学の入門書。とはいえ、堅苦しい入門書というよりは、武漢・上海・東京で暮らしてきた社会言語学の専門家の目から見た、中国語と日本語にまつわるエッセイ集。 何よりも読んでいて考えさせられたのが、この本の中のさまざまなところに、「コロナ禍」に関係する中国での出来事が取り上げられていることだった。武漢のロックダウンにはじまり、ほんの数年前の出来事であるのにも関わらず、すでに懐かしく感じるくらいに、あのときの感じが記憶から薄れていることに気付かされる。 この本自体が、「コロナ禍」という社会的な出来事との関係の中で生まれた本であり、言葉によるコミュニケーションが、大きな社会とのつながりと切り離せないことを体現しているように思う。社会言語学の入門書としてと同時に、未曾有のパンデミックの記録としても、言葉について考えさせられる一冊だった。
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