商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2023/06/07 |
JAN | 9784022519085 |
- 書籍
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君の六月は凍る
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君の六月は凍る
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
ジェンダーやセクシャリティも指定しない不思議な世界でありながら、情景がじっとりと浮かんでにおいがしてくるような話だった…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み始めて半ば過ぎまで、振り返れば確証などあるはずもないのに「わたし」は女で「君」は男、きょうだいの「B」はあまり意識しないながらもおそらく姉で、君のきょうだいの「Z」は兄と勝手に設定しておりました。ところがこの何の話だか分からん物語に浸るうちに、妙な嫉妬やら口付けやらの表現に出くわしてようやく、はてさて、果たしてこやつらの性別はなんぞや?となるわけです。そして最後に、あーそっか、性別に限らずあらゆる設定の曖昧さこそがこの作品の挑戦なのだと知る次第。チェス納豆さんは、生きながらにして死んでらっしゃるかも。
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「君の六月は凍る」の最後の文章が凄まじかったです。とても好きな文学でした。紹介文にも書いてある通り、人物の性別が判然としていないのも面白かったです。「ベイビー、イッツ・お東京さま」は文体がオタクのそれで苦かったです。
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