商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2023/05/25 |
JAN | 9784122073616 |
- 書籍
- 文庫
海軍こぼれ話
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海軍こぼれ話
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
海軍の大きな物語からはこぼれ落ちるようなエピソードを集めている。 しかし、そういう小さな物語にも、海軍とは、日本の軍隊とは、ということを考えるにあたっての手がかりが潜んでいるように思う。
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作者がこれまで書いてきた、提督や軍艦に関する著書からこぼれ落ちたお話、取材したけれど載せなかった、あるいは遺族の方から提供していただいたお話などをとりどりに綴ったエッセイ集。 悲惨なことは書かれていないので、安心して読まれたし。 ・軍隊でもユーモアは大事 ・敵性語の学習を禁止す...
作者がこれまで書いてきた、提督や軍艦に関する著書からこぼれ落ちたお話、取材したけれど載せなかった、あるいは遺族の方から提供していただいたお話などをとりどりに綴ったエッセイ集。 悲惨なことは書かれていないので、安心して読まれたし。 ・軍隊でもユーモアは大事 ・敵性語の学習を禁止するより、相手国の人間の物の見方を知れ ・軍隊の中には軍人でない視点でものを見る人間が必要 ・陸軍はキライ(笑) ・・・と言ったような内容が、それこそユーモアたっぷりにかかれている。 「右傾ではありません」と言うことは言っておかなくてはならないけれど、日本は戦争を封印しすぎた。 日本人は、なんでも水に流して、無かったことにしてしまうけれど、戦争に反対するなら、知ることも大事である。 ・・・と書くと硬くなってしまうが、お嬢様女子大を出た若い女性に資料整理のアシスタントに来てもらったところ、 横須賀の海上自衛隊の見学に行き、「お船の後の方に上ってる、朝日新聞の旗みたいなの、あれ、何でございますか」 と聞かれてしまった。 海軍自慢の阿川さん、さぞかし、トホホだったのではないかと思うと、口角が上がってしまう。
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自ら海軍に進んだ著者が、提督三部作や『軍艦長門の生涯』には書けなかった海軍を綴る人間味溢れるエッセイ五〇篇。講演録「日本海軍の伝統と気風」を増補。
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