最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。(9)

ほのぼのる500(著者), なま(イラスト)

• 販売会社／発売会社: TOブックス
• 発売年月日: 2023/06/10
• JAN: 9784866998572

商品レビュー

2025/04/06

ハカタ村のトラブルに巻き込まれているアイビーたち。何が正しくて何が間違っているのかわからない状況が続いて混乱しているけれど、規格外さがパワーアップしたソラたちの活躍でどんどん解決していくのが楽しい。自分の記憶さえも信じることができない状況に置かれたハカタ村の人達は怖かっただろうけど。アイビーのテイマーとしての能力や、ドルイドのスキル、ソラたちの能力…。底が知れない力を持っていそうな家族だけど、それぞれがそれを受け入れて仲良く暮らしているのは嬉しくなる。王家や教会と接触したらどうなるのかハラハラはするけれど、みんなで乗り切れるといいな。

2024/05/13

　ハタカ村での魔法陣編。うーん、スッキリしない終わり方。視点がいくつにも分かれている事もあるが、何より、解決するまで、ハタカ村に滞在できないというのが大きい。話を魔法陣や教会、王家にまで広げているからしょうがないのか。

　料理が、前世の記憶の再現から、アイビー自身の工夫に変わってきた。与えられたものをよりよくしていた今までとは変わり、ドルイド好みの味や自分で食べたい物にシフトしていっている。成長と言って良いのだろう。食に関する経験が増えたことも要因だろうが、罠を工夫するドルイドの影響も無視できない。この変化も、伏線の一つになるのか？

　次巻、ハタカ村の後は、ハタル村？名探偵コナン並に事件を引き付けるアイビー。次の村での問題はどんなものか、楽しみ。

2024/02/11

ハタカ村の魔法陣洗脳、魔獣の凶暴化、さらに異の国の記憶とスキルを持ったものを制限する石など。
ギルマス、団長らと事件解決に協力するアイビーとドルイドとソラたち。
協会と魔法陣、王族の継承問題。
調査団がハタカ村に到着する前に、出発するアイビーたち。