商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2023/05/12 |
JAN | 9784834087147 |
- 書籍
- 児童書
ピクルスとともだち
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ピクルスとともだち
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商品レビュー
4.5
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毎日降り続く雨にうんざりしていたこぶたのピクルスは、お父さんとお母さんから雨雲を吹き飛ばし春を運んでくる”春の大風”のことを聞く。 その風がいつ吹くのか知りたくなったピクルスは、イノブタのおじいさん尋ねに行き、春の贈り物と最近引っ越してきたこぶたについて知る。 白鳥のおばさんに春...
毎日降り続く雨にうんざりしていたこぶたのピクルスは、お父さんとお母さんから雨雲を吹き飛ばし春を運んでくる”春の大風”のことを聞く。 その風がいつ吹くのか知りたくなったピクルスは、イノブタのおじいさん尋ねに行き、春の贈り物と最近引っ越してきたこぶたについて知る。 白鳥のおばさんに春の大風がいつ吹くのか聞きに行く途中、ピクルスは、イノブタのおじいさんから聞いていたこぶたジンブと出会うが、白鳥のおばさんは旅立ってしまい……。 春を心待ちにするこぶたの少年の友だちとの出会いをほのぼのと描いた物語。本作「ピクルスと春の大風」を含めた4つの短編集。 ******* ここからはネタバレ ******* ナントモかわいらしいお話です。 ピクルスの友だちになったジンブは自分の名前が長すぎてちゃんと言えません。 どうもカタツムリが好きなようで、自分の傘にくっつけて遊んでいます(まだ寒い時期なので、カタツムリには迷惑では?)。 そしてこのあとのお話は、友だちになったジンブとの出来事です。 土地勘のないジンブは、道に迷って泣くこともありましたが、実はなかなかの知恵者。 ブスケが自分のものだと言い張る木からブスケを遠ざけるし、ブスケのぶったまげスイカを「静かだよ」と言って割らせてまんまと食べてしまいました。 でもどうもそれで仲良くなったみたいで、次のお話では外出できなくて花火を見られないジンブのおばあちゃんのためにブスケも協力を惜しみません。 一人暮らしのおばあちゃんのところに単身やってきたジンブ。 山暮らしで海を見たことがなかったジンブ 自分の畑を持っていて、そこで枝豆を育てているジンブ スイカが悪口を覚えていて、それを喋ることを知っているジンブ 友だちと花火を見るよりも誕生日のおばあちゃんと一緒にいてあげたいというジンブ 彼にはなんだか秘密がありそうです。 この本では描かれていないので、続編が用意されているのでしょうか? この本自体がシリーズ3作めなので、続編が楽しみになりましたね。 このジンブの不思議さに戸惑いながらも、立ち入ってはいけないことと思ってちゃんと引いているピクルスのオトナ加減に驚きます。子どもも、こんなふうに気を遣いますよね。 ジンブの到着に首を長くしながらも、迎えに行くということは思いつかなかったようですけど(笑)。 登場人物がみんないい人なので、安心して読めます。 文字数は多めですが、漢字にはすべてふりがながふってあります。 短編集なので、長いお話が苦手な子にもとっつきやすいでしょう。
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春の大風や、虹、星、など自然や、イノブタのおじいさんやピクルスの周りにいる人がみんな温かい。 ジンブのような転校生と自分が重なる子どもたちにも、きっと自分は自分のままでいいんだと思わせてくれる。 読んで良かったです。
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「こぶたのピクルス」の新刊。 友達もできて、遊ぶ約束をして、朝から楽しみにする様子は本当にほほえましい。 低学年向け。 親子で読むのもおすすめです。
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