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複雑性PTSD 生き残ることから生き抜くことへ
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複雑性PTSD 生き残ることから生き抜くことへ

ピート・ウォーカー(著者), 牧野有可里(訳者), 池島良子(訳者)

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複雑性PTSD 生き残ることから生き抜くことへ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 星和書店
発売年月日 2023/04/27
JAN 9784791111138

複雑性PTSD

¥3,960

商品レビュー

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2023/06/04

これまで読んだPTSD関連の書物では、ハーマンの「心的外傷と回復」以来の感銘を受けた。 険しい道のりを乗り越えた当事者としての経験と、多くの当事者にセラピストとして関わってきた経験とが見事な果実を生んでいる。 治療論としてはジュディス・L・ハーマン、ヴァン・デア・コルク、ピーター...

これまで読んだPTSD関連の書物では、ハーマンの「心的外傷と回復」以来の感銘を受けた。 険しい道のりを乗り越えた当事者としての経験と、多くの当事者にセラピストとして関わってきた経験とが見事な果実を生んでいる。 治療論としてはジュディス・L・ハーマン、ヴァン・デア・コルク、ピーター・レヴィンを超えている、と思う。 認知的アプローチとソマティック・アプローチ、関与と観察、セラピーにおける自己抑制と自己開示など、極めて実践的かつ繊細なバランス感覚が素晴らしい。 個人的には、あらゆる精神療法の難関である「内なる批判者」の扱いから学ぶところが多かった。 これまでアン・ワイザー・コーネルやリチャード・シュヴァルツのように、内なる批判者も当人の「厳しいが心配性の味方」という扱いをしていたが、複雑性PTSDレベルではその扱いはいわば「殴られていてもその痛みをじっと受けとめる」ことを強いることに他ならないということに気づかされた。

Posted by ブクログ

2023/05/17

自身も複雑性PTSDだったという著者が、自身の体験と臨床経験をもとに書き上げた一冊。原著が出版されたのが10年前なので、まだ複雑性PTSDの診断基準は確立されていない。そのため、著者のいう複雑性PTSDがどのようなものかも、やや曖昧である。 新しい発見として、従来のFight,...

自身も複雑性PTSDだったという著者が、自身の体験と臨床経験をもとに書き上げた一冊。原著が出版されたのが10年前なので、まだ複雑性PTSDの診断基準は確立されていない。そのため、著者のいう複雑性PTSDがどのようなものかも、やや曖昧である。 新しい発見として、従来のFight,Flight,Freezeに新たにFawnを加えたことが挙げられる。この機制は、DVや共依存、セラピストへの理想化を考える上で有用な概念ではないかと感じた。 セルフヘルプ本の色が強いが、セラピストが読んでトラウマ治療の中に取り入れることも可能である。ただし、学術的な裏付けには乏しい印象。

Posted by ブクログ

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