商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | グラフィック社 |
発売年月日 | 2023/05/08 |
JAN | 9784766137750 |
- 書籍
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ニッポンのアンティークしおり
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ニッポンのアンティークしおり
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
タイムカプセルを覗き込む時のワクワク感に似ているでしょうか。 ちょっと古いモノ好きの私には心が躍る作品です。 掲載されているアンティークしおりの数は466点。 明治から昭和時代のもの。 当時の風俗、世相、流行が息づいているとの事で、時代の記憶がぎゅっと封じ込められています。 眺...
タイムカプセルを覗き込む時のワクワク感に似ているでしょうか。 ちょっと古いモノ好きの私には心が躍る作品です。 掲載されているアンティークしおりの数は466点。 明治から昭和時代のもの。 当時の風俗、世相、流行が息づいているとの事で、時代の記憶がぎゅっと封じ込められています。 眺めていると、人々の様子が目に浮かんできそうです。 描かれている内容は、企業の宣伝が多いようです。 ネットもTVも無い頃は、たとえ手のひらサイズのサイズの栞であっても、情報伝達のツールとして重要な役割を担っていたのだと思われます。 そして、なんといっても見逃せないのはデザインです。 フォントのフォルムはアンティークならではの独特さがあり個性的です。 右から左に書いてあったり、歴史的仮名遣いだったりすると、読みにくさ通り越して可愛さ倍増です。 色味は当時の印刷事情によるものなのか、落ちついたトーンの優しげな色合いは「くすみカラー」と言えなくも無く、まったくもって侮れません。 竹久夢二、内藤ルネといった画家の方が手がけられた栞はデザイン性が非常に高く、さながら作品集の表紙絵と言ったところです。 それらは雑誌の付録であったそうで、なんという贅沢…。 このような具合に、アンティーク好きには心ゆくまで楽しめる要素が満載でした。 因みに私は栞は使わない派で、いつも付箋を使用しております(スリーエム蛍光6色フィルムタイプを愛用中)。 これを期に今後は栞も使ってみたいと思いました。
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明治・大正・昭和の貴重なしおりコレクション166枚を紹介。 1 企業宣伝 2 プロパガンダ 3 広報・告知・啓蒙 4 抒情画 5 子供時代とスクールライフ 6 メディアと金融・保険 各章にコラム又は寄稿有り。 年代・作画者・発行元・大きさ・裏面・トピックスのデータ有り。 明治...
明治・大正・昭和の貴重なしおりコレクション166枚を紹介。 1 企業宣伝 2 プロパガンダ 3 広報・告知・啓蒙 4 抒情画 5 子供時代とスクールライフ 6 メディアと金融・保険 各章にコラム又は寄稿有り。 年代・作画者・発行元・大きさ・裏面・トピックスのデータ有り。 明治~昭和・戦後期のノスタルジー溢れる「しおり」の数々。 企業、プロパガンダ、啓蒙、告知などの、 あらゆる宣伝の手段として、多く使われました。 同じ形に統一、型抜きの形、外袋付き、スピン付き、 裏にはカレンダーや時間割(日課表)入り等の個性溢れる姿。 表と裏が並列してあるしおりも。 そして、デザイン。 武井武雄、杉浦非水、中原淳一、小林かいち、高畠華宵、 蕗谷紅児、東郷青児、松本かいぢ、真鍋博、内藤ルネ、 川上四郎などの現在でも著名な画家たちの絵と、 無名の描き手ながら時代を反映する絵の数々が、秀逸です。 戦時中のプロバガンダのメディアミックスもあるけど、 運動会などの学校関係のしおりが何とも味があります。 これだけ多くの種類のしおりが宣伝に使われていたことは、 それらを使用する読書人も多かったのかな?
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図書館で見つけて読んでみました。 栞は結構好きなので、昔の栞を色々と眺められて面白かったです。 さすがにデザインは有名な人以外は「不詳」が多いのですね~
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