はねをならべて 2わのコウノトリのきずなのはなし

キャレン・レヴィス(著者), いわじょうよしひと(訳者), チャールズ・サントソ(絵)

• 販売会社／発売会社: BL出版
• 発売年月日: 2023/05/01
• JAN: 9784776410911

商品レビュー

2023/09/03

タイトルと絵に惹かれ図書館で借りました。

コウノトリは、つがいになると一生を添い遂げるのですか。
翼を怪我して家に居る雌のコウノトリに、16年通い婚した雄のコウノトリ。二羽を見守る家族の人間。
事実であることを知り驚きました。

2023/07/08

クロアチアのブロドスキーバロシュという村での実話をもとにした絵本です。ハンターに撃たれたコウノトリを学校の管理人をしていたスティエパンさんが保護しました。マレナと名付けてたその数年後オスのコウノトリに出会う。クレぺタンと名付ける。冬が来るとクレペタンは群れと一緒に南アフリカに行ってしまうが春には必ずマレナの元に戻って来たそうです。そのことが2021年にマレナが老衰で亡くなるまで19年間も続いたそうです。コウノトリってこんなにも情が深いのかと感動しました。絵も物語もとても気に入りました。

2023/07/03

ケガをして飛べなくなったマリナと、冬を越すために南へと飛び立つクレペタン、2羽のコウノトリのきずなの物語。
紡がれる文章も素敵だし、絵が絵画のようで素晴らしい。コウノトリの表情も細やかに描かれている。
そして実話なのです。じんわり心が温かくなります。