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私が先生を殺した 小学館文庫
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私が先生を殺した 小学館文庫

桜井美奈(著者)

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私が先生を殺した 小学館文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/05/02
JAN 9784094072501

私が先生を殺した

¥902

商品レビュー

3.6

73件のお客様レビュー

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2024/11/12

クラスメイト、そして最後に自殺した先生の視点で語られる一冊。 人は誰しも自分の視点でしか出来事を把握できない。自分の見たものが正しくないにせよ、正しいと認知する。この小説は、一人一人の視点で語られることにより、飲み進めていくにつれ、事件の全貌が明らかになっていく。 学校の資金不...

クラスメイト、そして最後に自殺した先生の視点で語られる一冊。 人は誰しも自分の視点でしか出来事を把握できない。自分の見たものが正しくないにせよ、正しいと認知する。この小説は、一人一人の視点で語られることにより、飲み進めていくにつれ、事件の全貌が明らかになっていく。 学校の資金不足による、成績の改ざん。 あってはならないことだけれども、なかったことにはできない。複雑な心理が絡み合っている。

Posted by ブクログ

2024/11/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

臨場感が溢れる展開。ハッピーエンドでは無いのだけど、当たり前だが大切なことを伝えてはくれる。子は親の物では無い。学校の物でも無い。誠実に、私利私欲では無く利他に、そして、生きるべき。

Posted by ブクログ

2024/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1人の教師の自死。 黒板には「私が先生を殺した」の文字。 それぞろの視点から物語が進み、黒板の文字へと辿り着く。誰が先生を殺したのか? ---------- 結局、黒板の文字が指す、「殺された先生」は、屋上から飛び降りた教師ではなかった。 自殺した先生こそが、黒板に書いたもので、 不正をしていた教師を殺して、自分も飛び降りたという結末だった。 保護者からのお金で不正に成績を改ざん、学校の推薦指定枠を渡していた学校の闇。 それを正そうとするもがく中で、自身も昔不正に推薦された側だと知り、改ざんした教師を殺してしまうというもの。 結末はあっさりしていて、面白味にかけたが、それまでのそれぞれの感情の動きや視点は面白かった。

Posted by ブクログ

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