商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/03/05 |
JAN | 9784093888943 |
- 書籍
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紛争地で「働く」私の生き方
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紛争地で「働く」私の生き方
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
今年読んだ中で1番自分の人生とは何かということを考えさせられた本だと思う。 私は今まで平和に、自由に、幸せに生きてくることができたけれど、その一方でソマリアやイエメンなどの国々では強制的にテロ組織に加入させられている同世代の人たちがいるということを常に忘れてはいけないと思う。 そ...
今年読んだ中で1番自分の人生とは何かということを考えさせられた本だと思う。 私は今まで平和に、自由に、幸せに生きてくることができたけれど、その一方でソマリアやイエメンなどの国々では強制的にテロ組織に加入させられている同世代の人たちがいるということを常に忘れてはいけないと思う。 そして、その人たちに対して何ができるかを考え行動し続けている永井さんとアクセプト・インターナショナルの皆さんには頭が上がらない。今までの人生をもっと有効に使うことができたのではないかと思う反面、これからの人生をどう使っていきたいか真剣に考える機会になった。 ぜひ多くの人に読んで欲しい一冊。
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もしも神がいるのならば、彼(彼ら)にこそ銃弾が当たらないようにして欲しい 同じ空気を吸っている、という、オンラインではお互いに感じ得ない感覚。これはやはり大事なのだと思う。比較的、誤魔化しが効かないし、リアルに熱も伝えられるので信頼感が増す。
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紛争地にて、テロ組織の兵士に対しての脱過激派及び社会復帰支援を行う、国際NGO団体『アクセプトインターナショナル』代表の永井陽右氏。 永井氏を知ったのは、YouTubeチャンネル『ReHacQ-リハック-』での出演がきっかけでした。 ソマリアやイエメン等、今もなお危険とされてい...
紛争地にて、テロ組織の兵士に対しての脱過激派及び社会復帰支援を行う、国際NGO団体『アクセプトインターナショナル』代表の永井陽右氏。 永井氏を知ったのは、YouTubeチャンネル『ReHacQ-リハック-』での出演がきっかけでした。 ソマリアやイエメン等、今もなお危険とされている紛争地での活動については勿論ですが、本書では自身の生い立ちから現在に至るまで。そして、これからの自身の活動についての展望も語られていました。 本書は全てにおいて、痛烈なまでに刺さる内容の数々なのですが、その中でも特に感じるのは、昨今SDGsが掲げられることでよく聞くようになった『持続可能性』という言葉に対する永井氏のアンサー。 『私が関わるような紛争地では、持続可能な対処方法を構築することなど、なかなか出来ないのが現実。むしろ、こうした持続可能な対処法など見つけることができない難しい課題を、どのようにして解決していくか -中略- しかし、こうしたことは、紛争地ではない日本においては、全く議論されてはいない…』 これまで数々の関係者の死も見届け、『いつか自分にもその番が来るだろう』と、悲壮な覚悟を持って活動を続けている永井氏。 氏が志す『テロや紛争のない世界』に向けて、氏のこれからの活躍にも期待しつつ、僕自身もそう言った世界を知り、関心を持つことから始めて行きたい。 ・ ・ ・ ・ ・ 紛争地で憎しみの連鎖を解く前代未聞の挑戦 著者は、「テロや紛争のない世界」の実現をビジョンとして掲げ、ソマリアやイエメンといった熾烈な紛争地の最前線において、テロ組織からの投降兵や逮捕者を脱過激化し、社会復帰へ導くという活動を続けている。 既存の武装解除プログラムが全く通用しないテロ組織へのそうした取り組みは、国内外で高く評価されているが、それは常に、仲間の死や絶望と隣り合わせのなかでおこなわれている。 それではなぜ、著者はこれほどまでに危険な仕事に向き合い続けるのか? 紛争の最前線で、著者が終わりの見えない憎しみの連鎖を解いていくという前代未聞の挑戦を続ける真の目的が、今明かされる。
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