商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2023/04/15 |
JAN | 9784150124045 |
- 書籍
- 文庫
デューン 砂漠の救世主 新訳版(上)
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デューン 砂漠の救世主 新訳版(上)
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
デューン第二部。冒頭、筆者の息子が、色々読者の批判があったけど父たる筆者が本当に書きたかったのはこの内容だよ、と言及している。実際、勝利した英雄のその後とか、未来が見えてしまうことの自己矛盾とか、みんな大好き宮廷陰謀劇とか、ヒロイックな第一部に比べると、地味で暗い内容だが、こっち...
デューン第二部。冒頭、筆者の息子が、色々読者の批判があったけど父たる筆者が本当に書きたかったのはこの内容だよ、と言及している。実際、勝利した英雄のその後とか、未来が見えてしまうことの自己矛盾とか、みんな大好き宮廷陰謀劇とか、ヒロイックな第一部に比べると、地味で暗い内容だが、こっちのほうが玄人受けして面白いと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
DUNEシリーズの続編。 ポール・アトレイデスが、惑星アラキスの覇権を取り戻してから12年。 しかし、未だ帝国の座につくポールを受け入れられないベネ・ゲセリットや航宙ギルド、ベネ・トレイラクスの面々は協力してポール・アトレイデスを皇帝の座から引きずり下ろすために陰謀を張り巡らせていた、という物語。 映画版でジェイソン・モモアが演じていたダンカン・アイダホはその死に様からもいずれ再登場するんだろうな、と思っていた。何なら実は死んでないって展開もあるか? くらいに思っていたが、まさかこういう形でダンカン・アイダホが再登場するとは思わなかった。 動的なアクションを交えた展開というよりも知力や幻視など静的な葛藤が多い印象を受けた。 小説ではとても面白いのだが、映画でやるとなるとこれは結構大変そうだな、と。
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デューン初期三部作の第二部。 第一部の広大な世界観や英雄譚は鳴りをひそめ、権謀術数の渦巻く淡々とした展開が続くばかり。冒頭の著者ご子息による前書きのせいもあり(正直、あの前書きはいらなかったなぁ。。)、なんだか読むモチベーションが上がらず、上巻は割りと読むのがキツかったです。ただ...
デューン初期三部作の第二部。 第一部の広大な世界観や英雄譚は鳴りをひそめ、権謀術数の渦巻く淡々とした展開が続くばかり。冒頭の著者ご子息による前書きのせいもあり(正直、あの前書きはいらなかったなぁ。。)、なんだか読むモチベーションが上がらず、上巻は割りと読むのがキツかったです。ただ、下巻に入ってからは、鬱々とした雰囲気こそ変わりませんが、話がトントンと進んでいき、終盤の手に汗握る展開には、流石!と感嘆するばかり。 予知とは運命のようなもの。望まない予知、逃れられない運命に悩むポールの苦悩や計り知れず。しかし、最後にみた予知と異なる出来事は、ある意味ではポールの役割に終止符を打ちましたが、彼を運命の束縛から解き放ったのもまた事実。第一部から続く彼の苦しみは救われたと思うと、読み終えた意味はあったと思います。 どうやらこの二部は第三部へと続く、架け橋的な扱いとのこと。うーむ、読まねば。
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