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デューン 砂漠の救世主 新訳版(上) ハヤカワ文庫SF
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デューン 砂漠の救世主 新訳版(上) ハヤカワ文庫SF

フランク・ハーバート(著者), 酒井昭伸(訳者)

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デューン 砂漠の救世主 新訳版(上) ハヤカワ文庫SF

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/04/15
JAN 9784150124045

デューン 砂漠の救世主 新訳版(上)

¥924

商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2024/08/02
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DUNEシリーズの続編。 ポール・アトレイデスが、惑星アラキスの覇権を取り戻してから12年。 しかし、未だ帝国の座につくポールを受け入れられないベネ・ゲセリットや航宙ギルド、ベネ・トレイラクスの面々は協力してポール・アトレイデスを皇帝の座から引きずり下ろすために陰謀を張り巡らせていた、という物語。 映画版でジェイソン・モモアが演じていたダンカン・アイダホはその死に様からもいずれ再登場するんだろうな、と思っていた。何なら実は死んでないって展開もあるか? くらいに思っていたが、まさかこういう形でダンカン・アイダホが再登場するとは思わなかった。 動的なアクションを交えた展開というよりも知力や幻視など静的な葛藤が多い印象を受けた。 小説ではとても面白いのだが、映画でやるとなるとこれは結構大変そうだな、と。

Posted by ブクログ

2024/07/14

デューン初期三部作の第二部。 第一部の広大な世界観や英雄譚は鳴りをひそめ、権謀術数の渦巻く淡々とした展開が続くばかり。冒頭の著者ご子息による前書きのせいもあり(正直、あの前書きはいらなかったなぁ。。)、なんだか読むモチベーションが上がらず、上巻は割りと読むのがキツかったです。ただ...

デューン初期三部作の第二部。 第一部の広大な世界観や英雄譚は鳴りをひそめ、権謀術数の渦巻く淡々とした展開が続くばかり。冒頭の著者ご子息による前書きのせいもあり(正直、あの前書きはいらなかったなぁ。。)、なんだか読むモチベーションが上がらず、上巻は割りと読むのがキツかったです。ただ、下巻に入ってからは、鬱々とした雰囲気こそ変わりませんが、話がトントンと進んでいき、終盤の手に汗握る展開には、流石!と感嘆するばかり。 予知とは運命のようなもの。望まない予知、逃れられない運命に悩むポールの苦悩や計り知れず。しかし、最後にみた予知と異なる出来事は、ある意味ではポールの役割に終止符を打ちましたが、彼を運命の束縛から解き放ったのもまた事実。第一部から続く彼の苦しみは救われたと思うと、読み終えた意味はあったと思います。 どうやらこの二部は第三部へと続く、架け橋的な扱いとのこと。うーむ、読まねば。

Posted by ブクログ

2024/07/08

映画化もされている「デューン 砂の惑星」最初のシリーズが展開があり、世界観に惹き込まれる要素がたくさんあって面白かった分、その続編である「砂漠の救世主」上巻は、帝座についた主人公ポールの葛藤、ポールに対し謀をめぐらす関係者たちの会話や心情など展開はゆっくりでそれぞれの心情や状況に...

映画化もされている「デューン 砂の惑星」最初のシリーズが展開があり、世界観に惹き込まれる要素がたくさんあって面白かった分、その続編である「砂漠の救世主」上巻は、帝座についた主人公ポールの葛藤、ポールに対し謀をめぐらす関係者たちの会話や心情など展開はゆっくりでそれぞれの心情や状況にフォーカスをあてている。 ポール側にとっての行く末が明るくないことへの描写も多く少し暗い。前作のほうが変な高揚感があって読む手が止まらない感覚があった。 しかし前作でまだ生まれていなかったアリア(ポールの妹)が出てくること、そして思い出のダンカンが偶人(クローンという理解でいいのだろうか)として出てくること、前作では見ていない別の能力をもつキャラクターが登場したりと、飽きることはない。 自分はこのSF大作のなにが好きなんだろう? まずは、DUNEの世界での宗教がイスラームを彷彿とさせること。使われる単語しかり、信者の行動パターンしかり、著者はアメリカ人のようだがイスラームへの畏怖なのか描写がすごく緻密で面白い。そして"預言者"が皇帝となるところまでは一旦、サクセスストーリーなのだから、西洋人がこれを描いているのが少し不思議にも思える。そして皇帝になったと同時に"預言者"でもあるポール(ムアッディブ)という人物によって宗教と政治が関係する中での統治がなされているのも面白い。 あとは、前作の感想でも描いたようにアラキスという過酷な環境をもつ惑星の中で水がいかに貴重か(今作では帝国の大天守?に水がいかに使われているか=贅沢、富の象徴)、植物をどうやって育てるか(今作では植物の栽培に少しずつ成功してるように見えた)、そして相変わらずスパイスが全てを動かす貴重なリソースであることなど、その世界の中で国の統治、権力を持つものに必須となる素材がどう影響していくのか、といった、深めていけそうな要素もたくさんある。そこは少し世界史で学んできた論理をファンタジー世界に当てはめながら考える感じで楽しい。 下巻は展開がもう少し進むのか?積読してある本を開くのが楽しみ。

Posted by ブクログ

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