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ふるさとの海 日本橋牡丹堂菓子ばなし 十一 光文社文庫
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ふるさとの海 日本橋牡丹堂菓子ばなし 十一 光文社文庫

中島久枝(著者)

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ふるさとの海 日本橋牡丹堂菓子ばなし 十一 光文社文庫

704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/04/12
JAN 9784334795221

ふるさとの海

¥704

商品レビュー

3.5

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2024/02/10

冬の景色に彩られる中、小萩は菓子を考える日々を過ごす。 松兵衛の紅花色・・・鎌倉へ伊佐と共に里帰りした小萩はかつての   伊勢松坂の主・松兵衛と出会う。かの店の秘伝の紅花色。   それを伝授されての江戸への帰り道、伊佐は実母への想いを   小萩に語る。そして未来の家族についても。...

冬の景色に彩られる中、小萩は菓子を考える日々を過ごす。 松兵衛の紅花色・・・鎌倉へ伊佐と共に里帰りした小萩はかつての   伊勢松坂の主・松兵衛と出会う。かの店の秘伝の紅花色。   それを伝授されての江戸への帰り道、伊佐は実母への想いを   小萩に語る。そして未来の家族についても。 杉崎と名残りの松風・・・初めての茶席に使いたい松風とは?   手掛かりを探す中、山野辺藩留守居役の杉崎が重い事項を   抱え国に帰ることに。杉崎とお文はそれぞれの場所で、   やるべき事に立ち向かい、進んで行くのだろう。   雪の日の金柑餅・・・今は無き菓子屋の金柑餅に込められた想い。   息子からの手紙でわかる家族の心情。母と息子の絆の深さ。   合い間に挟まれる酒饅頭の顛末は幹太の成長が感じられる。 娘から母に贈る祝い菓子・・・嫁ぐ娘から感謝を込めて母に贈る   菓子を頼まれた、小萩。そんな時、徹次が子どもを助け、   怪我を負うが・・・他人の噂に惑わされてはいけません。 新刊前の第十一弾。 小萩と実家、松兵衛、伊佐と母、お文と作兵衛、 卯祢とその子どもたち、お景と嫁いだ家、 おりんとすゑ。描かれたのは様々な家族の姿。 そして年月の経過。 少しずつ変わってきた伊佐は優しい目で笑うようになった。 かつて肩肘を張っていた須美も丸くなり、笑うようになった。 幹太も菓子作りの腕だけでなく、客あっての菓子屋を考えている。 そして、杉崎が去った山野辺藩との関係はどうなるのか。

Posted by ブクログ

2023/08/05

シリーズ11冊目、飽きずに楽しく読んでます。 1冊目からすると、大分皆年重ねてるなと改めて思う。 元々和菓子好きで読んでたけど、 どんどん人情の方に心がいってる。 結婚したり、子供が育ったり、再婚だったり… 自分も古い躾されてきたからか この時代背景でも気持ちがついていく。 続...

シリーズ11冊目、飽きずに楽しく読んでます。 1冊目からすると、大分皆年重ねてるなと改めて思う。 元々和菓子好きで読んでたけど、 どんどん人情の方に心がいってる。 結婚したり、子供が育ったり、再婚だったり… 自分も古い躾されてきたからか この時代背景でも気持ちがついていく。 続いて欲しいなと思う作品。

Posted by ブクログ

2023/06/20

小萩は伊佐と鎌倉へ里帰り。そこで出会った干菓子は… ゆったりと、じっくりと、時が過ぎる安心な世界でした。

Posted by ブクログ

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