プッチェットのぼうし イタリアのむかしばなし

中脇初枝(著者), アヤ井アキコ(絵)

• 販売会社／発売会社: あすなろ書房
• 発売年月日: 2023/03/16
• JAN: 9784751531211

商品レビュー

2024/02/13

おもしろい！
ねずみの嫁入りとか…あの感じに近い？
くりかえしで物語が動いていく。
世界で似たような昔話があるって楽しい。

小さな坊やが帽子を返してもらうのに
「○○が○○してくれたら」と言われて
その○○のところへ行くと
またおんなじように言われて。
折り返し点からドミノ倒しで反転しだし
最後はハッピーエンドなのもいいね。

2023/06/30

口触りがいいよね。プッチェットとチョッケット。
みんな理不尽な要求をしているように見えて、実は至極まともな要求だったりする。
母なる海は懐が深い。

2023/05/02

手に取る機会があってよみました。

プッチェットはすてきなぼうしをかぶっていましたが、なくしてしまいました。
チョッケットはプッチェットのぼうしをみつけて、かぶりました。
プッチェットはぼうしを返してもらうよう言いますが、チョッケットは「パンをくれなきゃ、ぼうしはあげない」と言うのです。
プッチェットはパンをさがしにいきますが……。

くりかえし絵本。
訳の良し悪しはわからないけれど、一文が短くて次へ次へと進むのが心地よく、これぞ昔話という感じ。
絵も文の進みと合っていて無理がない。
繋がりがわかるので、覚えても良さそう。
原っぱのくだりは他と比べると少し分かりづらいかな。
海は広くて大きいのだ。