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西の果ての白馬
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西の果ての白馬

マイケル・モーパーゴ(著者), ないとうふみこ(訳者)

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西の果ての白馬

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2023/03/20
JAN 9784198655983

西の果ての白馬

¥1,760

商品レビュー

3.9

7件のお客様レビュー

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2023/11/09

イギリスのコーンウォール半島の先端近くゼナーという村の不思議な話を集めた連作短編集。ほろ苦い終わり方をするお話もあって、少し大きい子向け。連作短編のまとまりとしては悪い終わり方はしないので、読後感はよかった。ノッカーと呼ばれる小鬼、魔法の馬、魔女、廃鉱山の幽霊、わくわくする素敵な...

イギリスのコーンウォール半島の先端近くゼナーという村の不思議な話を集めた連作短編集。ほろ苦い終わり方をするお話もあって、少し大きい子向け。連作短編のまとまりとしては悪い終わり方はしないので、読後感はよかった。ノッカーと呼ばれる小鬼、魔法の馬、魔女、廃鉱山の幽霊、わくわくする素敵なモチーフいっぱいで、自然や生き物たちへの慈しみを感じられるお話たち。

Posted by ブクログ

2023/10/28

モーパーゴは多作で、(少なくとも翻訳された作品に関しては)ハズレはほとんどない。 今回も上手いなと感心した。 はじめに作家から順番通り読むよう指示があるため、何か壮大なトリックが隠されているのかと思うが、そこまでのことはなく、別に書かなくても良かったのでは…という気もするが(書か...

モーパーゴは多作で、(少なくとも翻訳された作品に関しては)ハズレはほとんどない。 今回も上手いなと感心した。 はじめに作家から順番通り読むよう指示があるため、何か壮大なトリックが隠されているのかと思うが、そこまでのことはなく、別に書かなくても良かったのでは…という気もするが(書かなくても大抵の人は順番通り読むだろうし)。 最初の「巨人のネックレス」がちょっと怖いので、こんな感じの物語が続くのかと思ったが、あたたかい物語も、ユーモラスな物語もあり、バランスが取れている。 小人の話はいかにもイギリスらしい。海の白い波が白馬の妖精、というのはナルニアにも出てきた気がする。 「ネコにミルク」が良かった。 すごく感動とかいう感じではないけれど、十分楽しめる短編集だった。イギリスの古い児童文学を読んだ人には懐かしい感じもするだろう。

Posted by ブクログ

2023/08/26

イギリスの児童文学の巨匠マイケル・モーパーゴの短編集です。(「アーニャはきっとくる」好きです。) 童話集のようですが、ピリッと辛口の、人間の性や愚かさを鋭く描いた作品ばかりです。 訳者さんの力量もあるのでしょう、とにかく読ませます。自分だったらどうするだろう、この子はどうなっちゃ...

イギリスの児童文学の巨匠マイケル・モーパーゴの短編集です。(「アーニャはきっとくる」好きです。) 童話集のようですが、ピリッと辛口の、人間の性や愚かさを鋭く描いた作品ばかりです。 訳者さんの力量もあるのでしょう、とにかく読ませます。自分だったらどうするだろう、この子はどうなっちゃうのかな‼️気になって最後まで読ますにいられません。子どもでも、大人でもページをめくる手が止まらなくなる作品だと思います。

Posted by ブクログ

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