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ありふれた金庫 シリーズ 百字劇場 ネコノス文庫
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ありふれた金庫 シリーズ 百字劇場 ネコノス文庫

北野勇作(著者)

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ありふれた金庫 シリーズ 百字劇場 ネコノス文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ネコノス
発売年月日 2023/03/29
JAN 9784910710082

ありふれた金庫

¥1,210

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2024/09/08

北野さんが作品出してくれるだけで俺は嬉しいよ。でもやっぱり、ハイブロウなんだけどオフビートなオリジナルとしか言いようのない長編も読みたいよ。

Posted by ブクログ

2023/06/17

百字劇場シリーズ。このシリーズは感想を書きにくいが、解説を読んでいて、たしかに百字らしからぬスケール感があることに気づく。書かれていないだけで、実は長編としてストーリーが存在し、その詳細が大々的にカットされた状態を読んでいる感じ。何がどうして、そうなのか。百字の外側で、きっと壮大...

百字劇場シリーズ。このシリーズは感想を書きにくいが、解説を読んでいて、たしかに百字らしからぬスケール感があることに気づく。書かれていないだけで、実は長編としてストーリーが存在し、その詳細が大々的にカットされた状態を読んでいる感じ。何がどうして、そうなのか。百字の外側で、きっと壮大なあれこれが展開しているはず。想像するほかないが。

Posted by ブクログ

2023/04/08

巻末・高山羽根子先生の解説文で『100文字SF』(9784150314316)について触れられているのを読んで’あぁ、そういえばTwitterでも読んだことあったなぁ’とフッと思い出した。 ショートショートの中でも100文字以内という、とりわけミニマムな作品が200編収録。 結...

巻末・高山羽根子先生の解説文で『100文字SF』(9784150314316)について触れられているのを読んで’あぁ、そういえばTwitterでも読んだことあったなぁ’とフッと思い出した。 ショートショートの中でも100文字以内という、とりわけミニマムな作品が200編収録。 結果的に200字使ってるゆるやかな続きものも実はあったり。 後半に行くほど抽象的な作品が増えていき、指示代名詞が多用されてくるのでぼやぼやと掴み所のない印象がどうしても残ってしまう。中盤あたりまでにはキレ味鋭い作品もちらほら。 あまり書き出すのもアレなので個人的お気に入りをば… 「時をかける乗り物ではあるが、十年前に行くのに十年かかり、五年前に行くのに五年かかる。そして、十年後に行くのにも十年かかり、五年後に行くのにも五年かかるのだ。これって、役に立つのだろうか。長時間考え中。」(p188) …150ページ目以降の作品の中では抜群に好き。頭の体操みたいな文章。十年前に行くのに十年かかると、つまり’今’に戻ってくるという事?それとも準備期間は上手いことどうにか調整されて、都合二十年分遡れるという事??何となくデロリアンみたいな乗り物を想像してしまうんだけど実際どんなんだろう。ローラースケート的なので十年間滑り続けないといけない、とかだったらしんどいな。長時間考えこんでたら、いざ時を遡った時にまた考えてる最中に戻ってきて無限ループ…みたいな展開はなんかよくありそうね。恐らく、多分あまり役には立たないかもだけど1時間前に行く、とか短期だったら活用出来るかもしれない。 余談ながら。本の値段についてあれこれいうつもりはあまりないんだけど、200ページくらいの文庫で超短編集で余白たっぷりで本体価格1000円越えはやっぱり割高感が否めないと思ってしまった。 〈反省とかを込めた追記〉 オビ袖返しに印刷されているQRコードから全作解説と目次を参照出来ます。北野先生のTwitterを読んで初めて気付きました。 いやこれ、もっと目立たせた方がいいですよ。 1刷 2023.4.8

Posted by ブクログ

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