商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2023/02/07 |
| JAN | 9784150019884 |
- 書籍
- 新書
帝国の亡霊、そして殺人
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帝国の亡霊、そして殺人
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商品レビュー
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主人公である、インド初の女性刑事・ペルシスが、まだ英国の影響が色濃い印パ分離独立、男尊女卑などの歴史的・社会的な混乱や差別に負けず、時に苦渋の妥協をしながらも、実直にひとつひとつ謎を追っていく姿が好感。事件そのものはシンプルではあるが、様々な思惑が絡んで複雑、背景を考えれば重い。...
主人公である、インド初の女性刑事・ペルシスが、まだ英国の影響が色濃い印パ分離独立、男尊女卑などの歴史的・社会的な混乱や差別に負けず、時に苦渋の妥協をしながらも、実直にひとつひとつ謎を追っていく姿が好感。事件そのものはシンプルではあるが、様々な思惑が絡んで複雑、背景を考えれば重い。ペルシスがこの後どうなっていくのか、ぜひ続編も読みたい。
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舞台はイギリス領インド帝国のインドとパキスタンへの分離独立(1947年)後で共和国成立間近の1950年のインド。主人公はインド初の女性刑事、ペルシス・ワディア警部。警察学校をトップクラスで卒業しながら、女性を蔑視する署内でペルシスは出世から外された署員の吹き溜まりのような部署に配...
舞台はイギリス領インド帝国のインドとパキスタンへの分離独立(1947年)後で共和国成立間近の1950年のインド。主人公はインド初の女性刑事、ペルシス・ワディア警部。警察学校をトップクラスで卒業しながら、女性を蔑視する署内でペルシスは出世から外された署員の吹き溜まりのような部署に配属される。1949年大晦日、彼女のもとに英国外交官ジェームス卿殺害の電話が入り、犯罪学者アーチー・ブラックフィンチと共に捜査に乗り出す。ジェームス卿を取り巻く利害関係者、遺恨を懐く者に接触し事件の真相の解明を追究する過程でジェームス卿の裏の顔が暴かれる。ミステリーの面白さとは別に、カーンプル包囲戦やアムリトサル虐殺などの植民地時代のインド史や、日本軍のビルマ侵攻、インパール攻略時のイギリス軍の拙策、ヒンドゥー教とイスラム教の対立が物語の背景に描かれ本筋よりも興味を惹かれる。現在のインドとパキスタンの紛争のニュースを見て、これも根源は1947年のイギリスの適当な分離独立策にあるのだなと思いながら読了。
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自分ではポケミスほとんど読まないけど、人に貸してもらって。 面白かった! ストーリーだけだと、まあまあ面白いミステリだったなぁと思うくらいかもしれないけど、インドの時代背景、イギリス人への感情や宗教対立など、絶妙に絡まって。 かなり早い段階で犯人が自白するので、真犯人は他にい...
自分ではポケミスほとんど読まないけど、人に貸してもらって。 面白かった! ストーリーだけだと、まあまあ面白いミステリだったなぁと思うくらいかもしれないけど、インドの時代背景、イギリス人への感情や宗教対立など、絶妙に絡まって。 かなり早い段階で犯人が自白するので、真犯人は他にいるんだろうなぁという想像はすぐにできるものの、なぜやっていない罪を認めたのか?という謎を解くには、そのあたりの背景が不可欠。 なぜ学校で勉強しないといけないのか?→ミステリを楽しく読むためだ!と実感した一冊。
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