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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/03/02 |
JAN | 9784041125236 |
- 書籍
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真夜中のウラノメトリア
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真夜中のウラノメトリア
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神田澪さんの作品は、たった140字なのに喜怒哀楽を激しく動かされるので本当にすごい! 温かい気持ちになったり、悲しく切なくやったり、ゾッとしたり…。図書館への返却期日が迫っていたので慌てて読みましたが、往路の通勤時間でサクッと読めました。勤務先が潰れた少年が旅に出る中でいった様々な星で出会った人•動物•ロボットたち、と、その出会ったものたちの生い立ち諸々のお話。 1人殺すよりもたくさん殺した方がお得でしょ発言をした少年が、ごく普通の家庭で育ったというお話ゾッとしました。(めっちゃ現代じゃん)ロボットが、ロボットがいない方が人間は幸せだと判断して自ら壊して自分も壊れちゃうお話感動した。 2人好きな人ができて、1番目に好きな人に告白したら1番好きになる魔法をかけたの、と泣いたというお話を読んで、自分に置き換えて考えてみた。確かに好きな人と両思いになれるのは嬉しいけど、魔法で両思いになっても全然ちっとも嬉しくないなって思った。わがままだけど、ちゃんと自分のことを見て好きになって欲しいって思った。 読書したいけど何に手をつければいいかわからないって人には、神田澪さんの作品をお勧めしたい◎
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内容は優しさも毒もあるファンタジーです。 全体のストーリーは1本に繋がっていますが、全てのお話が140文字でそれぞれ完結しています。 時折り、気に入ったお話は140文字では物足りないと感じてきます。(物語140文字以上に膨らませて想像するのはなかなか楽しかったです。)ラストの展...
内容は優しさも毒もあるファンタジーです。 全体のストーリーは1本に繋がっていますが、全てのお話が140文字でそれぞれ完結しています。 時折り、気に入ったお話は140文字では物足りないと感じてきます。(物語140文字以上に膨らませて想像するのはなかなか楽しかったです。)ラストの展開を踏まえ、よく全体バランスが計算されて作られているように思いました。それ故に実験作感が読みながらも透けて見えたところは残念です。 普段SNSばかりで本は読まない勢にはちょうど良い読書入門になりそうだと思いました。個人的には中学生位の時に読んでみたかったです。
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誰の不幸が一番不幸なのか。 自分以外の誰か一人の願いを叶えられるなら誰を選ぶのか。 もし、私が一人選ぶとしたら"5人の子どもがいるおじさん"かな。 でも、私が主人公だったら選べてないかも。 「選ばない」のは簡単だけど、「選ぶ」のはすごく難しいと感じた...
誰の不幸が一番不幸なのか。 自分以外の誰か一人の願いを叶えられるなら誰を選ぶのか。 もし、私が一人選ぶとしたら"5人の子どもがいるおじさん"かな。 でも、私が主人公だったら選べてないかも。 「選ばない」のは簡単だけど、「選ぶ」のはすごく難しいと感じた。 不幸の度合いを自分の価値観で決めて、一人選ぶのは辛いし難しい。 不幸の一番は決められない。 全員幸せにすることもまた、できない。 でも、自分が幸せにしたいと思える人を選ぶことはできる。 そう考えると、天球儀の力は、主人公がこれから出会うであろう、幸せにしたいと思った一人に使うつもりなのかな。 人生は選択の連続。 だから、自分が歩んでいく道の中で出会う、幸せにしたいと思える人を大切にしたい、と思える本でした。 可愛いくて綺麗な絵と、切なかったり不思議だったり温かかったりする物語が凄く好きです。 何回も読んで何回でも考えたい。 この本を読んだ後、なぜだか「星の王子さま」を読みたくなって再読しました
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