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マヒトゥ・ザ・ピーポー(著者), 荒井良二(絵)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社
発売年月日 2023/02/22
JAN 9784909394835

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/06/11

読み聞かせ △ 集団の読み聞かせ △ セラピー 4.5 目先の事に注目。言われたことは忠実に、 逮捕して行くおまわりさん。 最後は丸い塊に

Posted by ブクログ

2023/09/08

ことばを取り締まる。 ただの記号であるのに、そこに宿る意味が人を苦しめる。 軽はずみ、無意識っていうのは罪 人に寄り添うためにはいつも言葉の裏側を想像する必要があった。

Posted by ブクログ

2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロックバンド・GEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポー 作、荒井良二 絵の絵本。 「おまわりさん」が、パンを盗んだひとや暴言を吐いたひと、暴力を振るったひとなどを、次々と逮捕していく、という筋なのだけれど、逮捕されたひとたちの台詞がふるっている。 たとえば、暴言に暴言で返したがために逮捕されたひとは 「わかりました。 でも そのかわり、ことばもたいほしてください。 わたしが ろうやに はいっているあいだも ことばが だれかを きずつけるでしょう」 と言い放つし、また、肌の色で差別されたがために暴力を振るったひとは 「おまわりさん、わかりました。 そのかわり、いろもたいほしてください。 いろのせいで ぼくのむねは ずっと ズキズキいたむんです」 と嘆く。 そして、言葉も色も音も、すべての人間も、牢屋に入ってしまうまで、「おまわりさん」は逮捕を続ける──。 物語は壮大すぎて、主張したいことはよく分からない。たとえば、差別を失くそうと思えば、人間世界の全てを失くすしかない、ということなのかもしれないし、全てのものが溶け合う瞬間にだけ救いがあるということなのかもしれない。 ただ、分からなくても、文のイメージの美しさや、ひとつひとつの絵の大胆さを味わい、浸っているだけでも興味深く面白い絵本と思う。

Posted by ブクログ

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