商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/02/27 |
JAN | 9784046821461 |
- コミック
- KADOKAWA
大正忌憚魔女(1)
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大正忌憚魔女(1)
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つくみず先生の帯を見て前々から気になっていた漫画、やっと読みました。タイトルのまんま「大正」時代、人々に「忌憚」される、日本にやってきた最初の「魔女」の話。魔女はちっちゃい女の子(名前は夜迷)で、健気でひたむき。人のために日々研究に勤しんでいるが、日本人たちに異文化への恐怖と魔女への先入観で拒絶されている。こんな可愛い女の子が悪者なわけ無いだろ! いい加減にしろ! そこに現れた女学生の麟さんが、魔女の誤解を解こうと奮闘してくれる。麟さんは物事をちゃんとその目で見て善悪を判断したいという、自分の中の正義にまっすぐな女の子。ホントいい子。出会えて良かった。路面電車での「(いずれ)きみは見たこともないようなまぶしい笑顔で私のとなりにいるんだ/その日が楽しみだな」というシーンが良かった。かっこよすぎるだろ。ご飯奢ってくれたり、相談に乗ってくれたり、師匠に紹介してくれたり、何かとサポートしてくれる。大正といえば異文化もガンガン入ってきてる時代なわけで(それこそオムライス食ってたりとか)、この自由な風の中、きっと魔女も受け入れられる! と勇気づけてくれる。 夜迷があってるのって普通にいじめであり、理不尽で可哀想なんだが、オロオロした絵柄と健気な性格でそこまでシリアスには見えず、そこに麟さんという希望がすぐに現れてくれるから、読んでいる間はそこまで鬱っぽい感じにはならない。ただ、それまで耐えてきたであろう日々を思うとかなり心苦しい。報われてくれ!! と強く思いました。
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日本に魔術を広めようと派遣されてきた魔女が、 酷い差別を受けたりもするけど、 頼れる人にも出会えて頑張る話。 丸くて柔らかい絵で騙されそうだけど、だいぶ世知辛い世間に生きてる。 なんなら夜迷は奴隷にされかけて麟は娼婦にされかけたりする。 タイトルからして直訳すると「大正時代の遠慮しまくる魔女」なんだけど・・・不穏。 影藤先生によってガキどもからのイヤガラセは減るかもだけど、あの名家の女子二人は性根から腐ってそうだから無理じゃないかな。 まぁ、顔が描かれていないモブだからもう登場しないかもしれないけどね。 ぶっちゃけ大正時代じゃ魔女なんていたら迫害の対象なんだろう。 むしろ警察が偏見で逮捕したりしない優秀さが逆に不自然に感じる。 カエルの卵って実際のところ食べられるんだろうか? あと、オムライスって日本発祥ではあるけど、大正時代に存在していたんだろうか? → 大正14年とのこと。 --- 夜迷(よまい): 主人公。 派遣されてきた魔女。 西洋出身。 研究熱心すぎて全てのモノが魔術の材料に見える。 オムライスを持って帰って魔術の材料にするってどんな発想なんだ・・・。 実は2話でようやく名前が出る。 西洋出身なのに名前が漢字なのは、当て字なんだろうか? 雅鳳 麟(がほう りん): たぶん小説家志望。 家柄は不明だけど、名家の娘とやらからの扱いを見るに、めちゃめちゃ家柄が良いってワケではなさそう。 金髪なのだろうか? 影藤 硅(かげふじ けい): 小説家。 麟の先生。 夜迷の家に物理的なイヤガラセをしていたクソガキでも名前と姿が一致するくらい有名な小説家。
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