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図書委員は泣かない ジュニア版 青空小学校いろいろ委員会5
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図書委員は泣かない ジュニア版 青空小学校いろいろ委員会5

小松原宏子(著者), あわい(絵)

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図書委員は泣かない ジュニア版 青空小学校いろいろ委員会5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ほるぷ出版
発売年月日 2023/02/09
JAN 9784593103690

図書委員は泣かない ジュニア版

¥1,430

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2024/10/15

学校で特に中学年以上の女の子に人気のシリーズ。この本は図書委員ホン子のお話。2年生のユウキくんに、何度も『おかえし』を読んであげるなかで、図書委員として仕事をする喜びに気づいていく。 『おかえし』という絵本がこの物語のストーリーの土台となっているところが面白い。「しかえし」と「...

学校で特に中学年以上の女の子に人気のシリーズ。この本は図書委員ホン子のお話。2年生のユウキくんに、何度も『おかえし』を読んであげるなかで、図書委員として仕事をする喜びに気づいていく。 『おかえし』という絵本がこの物語のストーリーの土台となっているところが面白い。「しかえし」と「おかえし」が対比されたり、「おへんじ」と「おかえし」が重なったり、クライマックスには素敵な「おかえし」が待ち受けていたり。『おかえし』を合わせて読みたくなる。 大人目線だけど、読み聞かせを通して文字と音を一致させていくことが、自分で読めるようになる過程で重要だということも感じられた。 6年生は、特に自分と同じ委員の話に喜んで手に取っている。自分とのつながりを見つけられると「読みたい」と思ったり、読書が楽しくなったりする。これからどの委員会に入ろうかなと考えている5年生以下の子も読みたがる。多くの子に勧めやすい長さ、読みやすさ、デザイン、そして題材。 ーーー ホン子は思った。自分がいつもいる場所を、みんなにとっても気もちのいい場所にしたい。自分が大すきな時間や空間を、みんなにもすきになってもらいたい。P121

Posted by ブクログ

2024/04/19

4年から。本が大好きな図書委員ホン子の元に、2年生のユウキくんが読み聞かせを聞きに毎日やってきて…。元気な青空委員会シリーズと思いきや、お話を大切にする人みんなが、結末に嬉しい感動で泣けてしまうお話。

Posted by ブクログ

2024/03/11

ほるぷ出版「青空小学校いろいろ委員会」シリーズ。委員会を通して色々な経験をする4年1組の子どもたち。私はこちらの図書委員のお話だけ読みました。 === 本田栞は本が大好きで渾名はホン子。ある日図書室で出会った二年生の男の子ユウキに繰り返し繰り返し同じ絵本を読んであげることになっ...

ほるぷ出版「青空小学校いろいろ委員会」シリーズ。委員会を通して色々な経験をする4年1組の子どもたち。私はこちらの図書委員のお話だけ読みました。 === 本田栞は本が大好きで渾名はホン子。ある日図書室で出会った二年生の男の子ユウキに繰り返し繰り返し同じ絵本を読んであげることになった。 ユウキはまだ平仮名が読めない。でも耳から聞いた言葉は忘れない。そして他の人からされたことも「しかえし」としてやり返す。それがいたずらとして受け取られてしまう。勉強も、接し方も、他の子とは違うアプローチが必要という子なんだが、ユウキくんへの接し方が大人と子どもでは違うんですよね。 ユウキの同じクラスで幼馴染で喧嘩友達のカズヤは、お互いにいたずらしあって「しかえしのしかえしのしかえしのしかえしだよ」なんて言いながらも相手がどんなやつかをわかっている。ホン子のクラスメートも突然教室に来た下級生ユウキにホンを読んであげる。 先生たち、保護者たちは「ユウキくんは専門の学校に行った方がいい」と持て余し気味。 結局は、ホン子が繰り返し同じ本を読むということが功を奏して、ユウキの学び方がわかっていく。 そしてホン子も「委員会って、自分が楽しい場所を居心地良くしてみんなにも楽しい気持ちになってもらいたいんだ」と感じる。 === いやあ、しっかりした小学生委員会だなあ。良くするためにはっきり意見を言うし、周りを楽しませることで自分も楽しむ。 そして違う学年での交流によってお互い成長するって、集団学習の理想ではありませんか。 「おかえし」はいいけど、「しかえし」はダメだよ、キリが無くなっちゃうからね。 ホン子がユウキくんに絵本を読む場面には、私は自分の読み聞かせ方法を考えてしまいました。私は小学校で読み聞かせしていますが、どうしても劇のようになっちゃうんですよね。我ながら「私のは読み聞かせではなくて無声映画の講談師じゃなかろうか」と思うくらいです。わざとじゃなくてもお話読んでいるとその場に合った声で読んでしまいませんか?びっくりしたセリフなら大きな声、緊迫場面は緊迫した雰囲気を出し、面白い場面は楽しい声色になるし、女の人なら女性らしい声で、子どもなら高い声で喋ってしまいます。 しかしそれだと耳からの情報を取り入れて自分の物にして、みたいな届き方はしないんだろうなあ、とは思います。それはこの本でも「楽しく演じる」のでは心に響かない場面もあったので、私は自分の読み方を思い悩む。わざと「演じるように読む」んじゃなくて、なんか自然にそうなっちゃうんだよなあ。

Posted by ブクログ

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