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21世紀の啓蒙(下) 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 草思社文庫
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21世紀の啓蒙(下) 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 草思社文庫

スティーブン・ピンカー(著者), 橘明美(訳者), 坂田雪子(訳者)

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21世紀の啓蒙(下) 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 草思社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2023/02/03
JAN 9784794226310

21世紀の啓蒙(下)

¥1,760

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2023/10/29

上巻の方が面白い 特に第3部は、グローバルに言えば必要性や目的は理解するけれども、読み物としてはそういう議論も必要なのね、という感じ

Posted by ブクログ

2023/10/04

ラストの21~23章が本題で、一番おもしろかった。    第21章 理性を失わずに議論する方法    第22章 科学軽視の横行    第23章 ヒューマニズムを改めて擁護する 反啓蒙にあたるものをしっかり批判しているので、啓蒙主義と反啓蒙主義の違いがよく理解できた。反啓蒙は、文...

ラストの21~23章が本題で、一番おもしろかった。    第21章 理性を失わずに議論する方法    第22章 科学軽視の横行    第23章 ヒューマニズムを改めて擁護する 反啓蒙にあたるものをしっかり批判しているので、啓蒙主義と反啓蒙主義の違いがよく理解できた。反啓蒙は、文系知識人、米国右派政治家、宗教、ナショナリズム、衰退主義、ロマン主義など・・・。しかしその代表としてドイツの哲学者ニーチェを挙げていて驚いた。そこまで敵を強く仕立てあげなくてもよいのでは。   啓蒙主義の理念である①理性、②科学、③ヒューマニズム、は今や文句なしの主流なので、一部の知識人が奇をてらって反啓蒙を主張したところで痛くもかゆくもないと思うのだが、なぜ著者は啓蒙主義の未来だけは悲観的なのか不思議。   心理学者のフィリップ・テトロックが専門家に20年間で28000件の未来予測をさせ、あとから結果を評価した研究がいい。思想信条のある専門家は予測成績が低く、柔軟な態度、ベイズ推定の手法を使う専門家は予測成績が高かったという。思想信条はない方が本当によいのだろうか。啓蒙主義も思想信条のうちだから、それすら偏見を持たない方がよいのだろうか?

Posted by ブクログ

2023/06/16

下巻では、上巻に引き続き、啓蒙主義の実践により進歩した例を提示したほかに、理性、科学、ヒューマニズムの批判に対しての擁護が著されています。 個人的には、啓蒙主義の進歩の一例である「フリン効果」で人類のIQが昔より徐々に上がって行っているという点に興味が惹かれました。IQ上昇要因と...

下巻では、上巻に引き続き、啓蒙主義の実践により進歩した例を提示したほかに、理性、科学、ヒューマニズムの批判に対しての擁護が著されています。 個人的には、啓蒙主義の進歩の一例である「フリン効果」で人類のIQが昔より徐々に上がって行っているという点に興味が惹かれました。IQ上昇要因としては、栄養状態の改善、健康、教育と様々な点があるようです。 そして、啓蒙主義の擁護の点で語られていた、人間の不合理性については、「頭の悪さのせいには出来ない。政治的信条で間違った答えを出したのは、むしろ頭のいい人だった。知能が高くても偏見があると誤った結論に飛びつく」という、政治的イデオロギーの偏りによる判断の誤りを指摘した部分も興味深いものがありました。 上巻、下巻共に知的刺激に満ちた内容でした。

Posted by ブクログ

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