商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/02/07 |
JAN | 9784167919986 |
- 書籍
- 文庫
セイロン亭の謎
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セイロン亭の謎
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
公衆電話からの電話や、当たり前のように取れなくなる連絡などなど、息子が読んだら『なんで!?』て言うだろうなと思うような舞台。でも昔と今を知る私にはすんなり読めた。異人館の風景やセイロン亭の佇まいを読んでると行ってみたくなる。でも内容は結構重い理由のあるミステリーでそのギャップが面...
公衆電話からの電話や、当たり前のように取れなくなる連絡などなど、息子が読んだら『なんで!?』て言うだろうなと思うような舞台。でも昔と今を知る私にはすんなり読めた。異人館の風景やセイロン亭の佇まいを読んでると行ってみたくなる。でも内容は結構重い理由のあるミステリーでそのギャップが面白かった。
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久しぶりに携帯電話もパソコンもインターネットも出てこない(少し前の時代の)現代物を読んだ気がする。ニュースは新聞を見て知る、ファクシミリで原稿を送った、宅配便を管理人さんが預かってくれた、旅先での連絡はホテルの電話で、等等、今となっては行き違いのもどかしさも物語を豊かに彩ってい...
久しぶりに携帯電話もパソコンもインターネットも出てこない(少し前の時代の)現代物を読んだ気がする。ニュースは新聞を見て知る、ファクシミリで原稿を送った、宅配便を管理人さんが預かってくれた、旅先での連絡はホテルの電話で、等等、今となっては行き違いのもどかしさも物語を豊かに彩っているように思える。平岩さんの文の美しさもあるだろう。 ザ・2時間ドラマ、西村京太郎的な旅情ミステリーのような雰囲気も懐かしく感じて、一気に読めた。登場人物たちが繋がっていく鍵となるお茶にまつわるお話も興味深い。 森山さんには生きててほしかったな……。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神戸の異国情緒とお茶の歴史が絡んだミステリー。 高見沢安奈の二人の娘の年齢を把握してないと読み誤る。星子と長田けいは友達なんだ、と思いながら読んでいたので、途中で混乱した(笑)。しかし公子が悪役だったとは。いずれにせよ楽しんであっという間に読めた小説でした。
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