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「武漢日記」が消された日 中国から始まったある言論弾圧
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/01/20 |
JAN | 9784309208749 |
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「武漢日記」が消された日
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
方方という人の「武漢日記」の、世界への発信にかかわったマイケル・ベリーという学者によるコロナ騒動実況報告。全体主義の波が、いかにして個人的自由を殺していくのか、今、目の前で起こっている「最悪」の出来事について、丁寧に報告されています。決して中国ヘイト本ではないところが読みごたえ...
方方という人の「武漢日記」の、世界への発信にかかわったマイケル・ベリーという学者によるコロナ騒動実況報告。全体主義の波が、いかにして個人的自由を殺していくのか、今、目の前で起こっている「最悪」の出来事について、丁寧に報告されています。決して中国ヘイト本ではないところが読みごたえの理由でした。 ブログにも、あれこれ書きました。まあ、それにしてもとんでもない世界です。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202308170000/
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中国共産党は人々が真実を語り、真実を軸に団結することを恐れる。 だからフェイクとイデオロギーと恐怖で人々を縛り、行動をコントロールする。 読みながら、ジョシュア・ウォンの『言論の不自由』を思い返さずにいられない。 ソ連で盛んに書かれていたという政治論文を、中国では未だに生産し...
中国共産党は人々が真実を語り、真実を軸に団結することを恐れる。 だからフェイクとイデオロギーと恐怖で人々を縛り、行動をコントロールする。 読みながら、ジョシュア・ウォンの『言論の不自由』を思い返さずにいられない。 ソ連で盛んに書かれていたという政治論文を、中国では未だに生産しているのか… 突然Twiceのツゥイが出てきて驚いた。ツゥイがテレビで台湾の旗を振ったときに、ネットで攻撃をしたのは小粉紅と呼ばれるネットユーザーで、主に十代後半から二十代前半の女性たちだったんだって。少なくとも2016年の段階では、小粉紅たちはそうだった。 中国に対して新型コロナウイルス発生に関する賠償を請求するというニュースは、言われてみればトランプがそんな寝言を言っていたかも?程度の印象しかない。 ウイルスが変異するのはしかたないだろう。中国政府が変異したウイルスの危険性を認識していたのに隠そうとした初期対応のまずさはあるとしても、賠償金を請求するようなことか? でも、中国の人の中にはこの賠償請求を中国に対する攻撃として深刻に考える人もいたみたい。その危機感が中国政府と同調しない人に対する攻撃につながった。 最終章の、著者へDMで個人的に寄せられた中国の一般の人たちの応援メッセージは清涼剤のようにほっとさせるものだった。 でも、この程度の発言を大っぴらにできないのが今の中国社会だと思うと、空恐ろしい思いはある。 ロシアで歴史改変を含めた愛国教育がはじまったのが何年前かは正確なところはわからないけれど、そういった教育もウクライナ・ロシア戦争につながっているんじゃないか。 だとしたら、中国で近年行われるようになったという愛国教育にも警戒すべきなのかもしれない。 豊かな社会を実現するには、中国共産党の強硬路線が必要前提だと中国では考えられている。だから、あんなにも自由を制限されても許容してしまうのか。
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