スギヤマカナヨのワークショップ 絵本まるごといただきま～す！

スギヤマカナヨ(著者)

• 販売会社／発売会社: 子どもの未来社
• 発売年月日: 2023/01/20
• JAN: 9784864122283

商品レビュー

2023/12/02

「絵本を丸ごと使って、自分を発見したり、スイカの手紙を作って送ったり、町をつくったり、本と友だちになったり、図書館カルタで遊んだり！　いろいろなものの見方に気づける学校でも図書館でも人気のワークショップを紹介。」

2023/04/09

[墨田区図書館]

新書コーナーにあったのでとりあえず覗いてみた。
最初は、絵本そのものか、絵本の楽しみ方の紹介かと思ったが、開いてみると違和感が。

まず表紙裏に「日本十進分類法」。
？？読み聞かせをするお母さんたちへの知識伝授？それとも本を読む子供たち自身への教育？？首をかしげながら進むと、1章の下には「ぼくだけのこと」という絵本らしきものの写真。数冊の本の紹介？この本の活用法？？？

ますます首を傾げながらパラ見進めて、やっとこの方がこれまでに行ってきた"絵本に関するワークショップ"の一例伝授の本だと理解。確かに各章にはその章で紹介するワークショップに関する説明はあるものの、筆者やこの本全体のコンセプト等の予備知識全くナシに、斜め上の予想で読み始めた私には、最初に"この本自体の紹介"が欲しかったかな（笑）そういう意味では、あとがきをまえがきとして載せていただいた方がよかったかも！

すこーしづつこの本を理解してきて、総括を知ろうと最後をみて、個人的にうれしくなったこと。それは写真提供に記載されていた小学校のリスト。
荒川区の尾久第六小、第二瑞光小、小金井市の小金井第二小、杉並区の桃井第三小、杉並区立宮前図書館、など都内各所の名前の中に、岡山市蛍明小と三島市徳倉小、三島市立図書館の名前が。なぜこんなピンポイントな名前が?!と不思議に思ったら、どうやら筆者が三島市生まれ(恐らく在住？)だったみたい。

息子が卒業して久しく読み聞かせからは遠のいているし、紹介されたようなワークショップなども全く縁がないけれども、何かの機会があるかもしれない、頭の隅に入れておこう。