アバウト ア ラブソング from RED C

夏野寛子(著者)

• 販売会社／発売会社: シュークリーム
• 発売年月日: 2023/01/06
• JAN: 9784910526300

商品レビュー

2024/03/11

１回目読んだ時から、１０か月ぐらいたって再読したら尚更よかった。
読むときのテンションでBLの良しあしって変わるのかもってちょびっと思った。

購入時は作者買いでした。
「２５時、赤坂で」の人ならきっと面白いと思って。

売れないミュージシャン星名みずきが、コンビニバイトにいる若い男の子瀬戸君に秘かに癒されていた。
同じシフトになるようにして、スタジオの時間をずらしたり。
あるとき、バイトから帰ったはずの瀬戸君が雨にぬれて軒先にいた「帰りたくなくて」
そんな瀬戸君を家に連れて帰り、ちょびっとだけ手をだしてしまう(最後まではしない）
朝、大学生だと思っていた瀬戸君が高校生だと知り、
星名はそれ以上手を出しただダメだと自制するが、瀬戸君はなんで手を出してくれないのか‥と迫る。

瀬戸君の将来の悩みや、星名への気持ち、
星名も瀬戸君が可愛くてしょうがないけど、手をだしちゃだめたという気持ちが
ぐるぐるぐる～～ってなっていて、
最後はちょっとぎゅっ・・・ってなりました。

2023/10/30

大人だからって言って子供最後に子供扱いをして振りほどく事が愛で、それをどうにか繋ぎ止めようとして必死になっている2人に感動しました。 星名さんの近づけるのに踏み込めない所や瀬戸くんの成人として大人に成長する様子が好きです。 切ないけど暖かくなりました。 星名さん、同じ状況で瀬戸くんの言ったことを繰り返して応えを出すのずるいですよね。 私も瀬戸くんにつられて泣いた。

2023/06/14

読み終えた後の満足度の高い作品
個人的にめっちゃ好きだった
両片思いっていいよね〜

思ったより瀬戸くんが若かったから星名は線引きするけどそれを超えたい瀬戸くん
一生懸命迫る瀬戸くんが健気で可愛い
手は出せないけど星名が瀬戸くんのこと大切に想ってるのがひしひしと伝わってくる
でも途中の瀬戸くんを想って書いた歌が切なかった〜！

最初から最後までキュンキュン込みで胸が締め付けられる作品