商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/12/07 |
JAN | 9784065298954 |
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うさぎ玉ほろほろ
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うさぎ玉ほろほろ
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商品レビュー
4
55件のお客様レビュー
大好きなシリーズ。 治兵衛の作るお菓子が美味しそうで、読む度に南星屋に行きたくてたまらなくなる。 今回、私の大好きな大手饅頭が登場して食べたくてしかたなくなった…!岡山へ行きたい。 治兵衛、お永、お君ちゃん、雲平、石海などの登場人物もみんな人情味があって大好き。 今回登場人物し...
大好きなシリーズ。 治兵衛の作るお菓子が美味しそうで、読む度に南星屋に行きたくてたまらなくなる。 今回、私の大好きな大手饅頭が登場して食べたくてしかたなくなった…!岡山へ行きたい。 治兵衛、お永、お君ちゃん、雲平、石海などの登場人物もみんな人情味があって大好き。 今回登場人物した鹿蔵も粋で良い。 はらはらしたり、ほっこりしたり。西條奈加さんの人情味のある時代小説がとても好きだなぁ。
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シリーズ一気読みでした。途中鹿蔵さんのお話が出てこなくて心配したけど、さすがの西條さん。素敵な終い方でした。五郎おじさんの子どもの頃のお話もよかった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸の菓子屋、南星屋シリーズ3作目。安定の面白さだった。 この物語の魅力は、なんといっても登場人物達にあると思う。武家出身ながら、菓子屋を営む治兵衛、出戻り娘で、治兵衛の菓子帳を絵本がわりに育ったお永、元気いっぱいの看板娘である孫のお君、治兵衛の弟で、甘いものに目がない高名な僧侶、石海。そして、前作から、南星屋の職人に加わった雲平。みんな、懸命に働き、日々を楽しみ、困っている人がいれば寄り添って力になる。 こういう生き方幸せだなあ、と思わせてくれる。 もう一つの魅力は、もちろん和菓子!諸国を旅して様々な土地の菓子を覚え、試行錯誤して作る治兵衛。現代ではいくらでもできるお取り寄せを、江戸の町で人々に提供してるんだな。物語の中に入って、南星屋に行きたいと何度思ったことか。 今回は、渡り中間の鹿蔵を巡る話がメイン。1話目で起承、最後の2話で転結。南星屋が押し込み強盗に襲われるも、からくも難を逃れる‥。生活に根ざした素朴な話が多い中で、あまりにきな臭い話でドキドキしてしまった。鹿蔵には、また登場してほしい。 お君の見合い話は、もったいなかった!前のような、かわいそうな感じではないのが救い。お君が南星屋から出てしまうのは寂しいけど、この話の寿七はお似合いだと思ったのに‥。でも、寿七と兄の、お互いを思う様はほっこりする。治兵衛が自分の兄を重ね合わせたのも、じんと来た。 そして、私の一押しキャラ、石海の子供の頃の話。甘酸っぱい‥とまでいかなくても、豪快な人物の、意外な繊細さを見せられてなんか嬉しかった。予想外のオチも笑える。 気になる事が一つ。表紙のお菓子は、表題でもある、うさぎ玉だよね?と思い読み進め、なんか違うような??と、さらに読んでいき、これ、石衣かなあ??と思った。どっちだろう?普通は、表題のお菓子を表紙に持ってくるよね。むむ‥。 久々に、「まるまるの毬」と「亥子ころころ」を再読しようかなと思う。続編も待ってる!
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