商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2022/11/27 |
JAN | 9784560094709 |
- 書籍
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インド外交の流儀
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インド外交の流儀
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
何だか、分かったような、分からないような。 深い意図があったとしても誤解されやすく、分かりやすいメッセージか、解釈しやすいメッセージでないと、受け手次第のところもあるような…。 インドの歴史の勉強にはなる。 核保有の意義・成功談などはやはりインド目線。
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インドの外務大臣(外交官出身)によるインド外交論。台頭する大国は世界をどう見ているのか?を知るために読んでみました。 IT大国であるインド、「高度な人材を育成し、世界経済に送り出していける現実的な供給源はインドしかない」と言い切る自信は凄いモノだなと。 さて本著、読む前には「主...
インドの外務大臣(外交官出身)によるインド外交論。台頭する大国は世界をどう見ているのか?を知るために読んでみました。 IT大国であるインド、「高度な人材を育成し、世界経済に送り出していける現実的な供給源はインドしかない」と言い切る自信は凄いモノだなと。 さて本著、読む前には「主人公を日本に置き換えて読むとどうか」「インドが日本をどう見ているのか」の2点を意識して読んでみようと思っていたのですが、前者に関しては「考えが違い過ぎて、ムリ!」と思いました(笑 例えば、本著に出てくる以下の表現は「悪法と言えども法なり」バリにルールを守りまくる日本人の思想とは相容れない感覚を持ちました。とは言え、グローバルスタンダードはこっちなんだろうなぁ。。 「ルール遵守のメリットとルール違反のコストをめぐる議論の…」 「ときどき違反する程度の国であれば、いつでも逸脱行為を正当化することができる」 「自分たちは拘束されずに行動する一方で、相手国に高い規範を守らせ続けるという戦術」 しかし、マハーバーラタを例に「インディア・ウェイ」を訴えた次の章で、真の障害は「教条主義的な考え」なのだと述べる…講演録が中心のようなので、その時々に色々な事情があったんだろうとは思いますが… ある種一貫した考えはなく、その時々で是々非々の選択をしていく…まぁプラグマティズム宣言なんでしょうか。国の評判ってモノはこれで上がるのでしょうか…。 あと、翻訳については恐らく元の文章が格調高い感じなのか、訳文もそこまで読みやすくはなく、という感じでした。 細かいトコロで2点ほど。「煙突国家として」という表現は、注もなく、検索しても解説がなく、良くわからない表現だなぁと思ったり、「インドはかつて活力に富んでいた少しずつ生態系という意識をもたらそうとしている」は語順がおかしい?と思ったりもしました。 地政学やインドの政治面に関心がある向きは読んでみても良いのではと。
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本書は、台頭著しいインドがどのような外交を展開していくのか、そして変貌する世界の中でどのような役割を果たしていくのかについての見取図を示したものである。著者は、インドの現職外務大臣(二〇一九年の第二次モディ政権発足時に就任)。もともと外交官としてインド外務省で駐米大使や駐中国大使...
本書は、台頭著しいインドがどのような外交を展開していくのか、そして変貌する世界の中でどのような役割を果たしていくのかについての見取図を示したものである。著者は、インドの現職外務大臣(二〇一九年の第二次モディ政権発足時に就任)。もともと外交官としてインド外務省で駐米大使や駐中国大使をはじめ要職を歴任し、事務方トップの外務次官を務めた。 本書では、多極化する世界の中で国益を冷徹に追求するとともに国際的地位の向上をめざし、国際社会との調和を図っていくというインド外交の要諦が明確に論じられている。ときに叙事詩『マハーバーラタ』を援用して、友好と競争が併存する国との接し方や二国間関係のパワーバランスを変えるための外部要因の活用法など含蓄に富んだ外交論を展開する一方、日米豪が推進する「インド太平洋構想」に対していかに関わっていくかについても別途一章を立てて詳述する。「インドならではの手法」とは何か――現代インドの政治・外交に内在する論理・思考を理解するための必読書だ。 齋木昭隆氏(元外務事務次官・日印協会理事長)推薦!「インド外交の過去・現在・未来がこの一冊で的確に示されている」 はじめに 第1章 アワドの教訓──戦略的充足感の危険性 第2章 分断の技法──フラット化する世界の中のアメリカ 第3章 クリシュナの選択──新興大国の戦略文化 第4章 インドのドグマ──歴史由来の躊躇をいかに乗り越えるか 第5章 官僚と大衆──世論と西洋 第6章 ニムゾ・インディアン・ディフェンス──中国の台頭をどうマネージするか 第7章 遅れてやってきた運命──インド、日本、そしてアジアにおけるバランス 第8章 パシフィック・インディアン──海洋世界の再登場 エピローグ──新型コロナウイルスを超えて
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