商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 二見書房 |
| 発売年月日 | 2022/11/28 |
| JAN | 9784576221786 |
- 書籍
- 文庫
古来稀なる大目付(7)
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古来稀なる大目付(7)
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三郎兵衛75歳と孫の勘九郎の掛け合いが、楽しい。 そして、お庭番でいつも影のようにして、忠臣する桐野が、なんとも言えず好感が持てる。 千里眼の堂神も然りである。 西国の謀反の話に、江戸家老の不審死が、発端となって、物語が展開して行くのだが… 一杯16文の蕎麦を食べたくて、商人にな...
三郎兵衛75歳と孫の勘九郎の掛け合いが、楽しい。 そして、お庭番でいつも影のようにして、忠臣する桐野が、なんとも言えず好感が持てる。 千里眼の堂神も然りである。 西国の謀反の話に、江戸家老の不審死が、発端となって、物語が展開して行くのだが… 一杯16文の蕎麦を食べたくて、商人になり、その商家の没落に帰依する武士を憎むようになった三つ子のような男3人が、富商になり企んだ事… 3人が、一人の男に扮して、公方暗殺、幕府撹乱を企てる。 桐野の裏切かと、思われる策略も大したもの!!! 最後にこの謀叛人は、初代紀伊國屋文左衛門の番頭だったとのオチであるが、一説に、文左衛門は、お庭番のような忍者も手中に治めていたとの話も聞いた事がある。 最後に、吉宗と三郎兵衛のやり取りも、キツネとタヌキ同様、惚けあいが、上手い! 未だ未だ、続編に期待したい!
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