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冒険・探検・歩く旅の食事の歴史物語 エベレスト登山、砂漠横断、巡礼から軍隊まで
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冒険・探検・歩く旅の食事の歴史物語 エベレスト登山、砂漠横断、巡礼から軍隊まで

デメット・ギュゼイ(著者), 浜本隆三(訳者), 藤原崇(訳者)

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冒険・探検・歩く旅の食事の歴史物語 エベレスト登山、砂漠横断、巡礼から軍隊まで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2022/11/24
JAN 9784562072002

冒険・探検・歩く旅の食事の歴史物語

¥2,530

商品レビュー

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2023/02/07

ピクニックから、トレイル、探検、巡礼、軍隊レーションまで。 屋外での食事にまつわるエトセトラ。 つか、色に絡む屋外活動を辿る話か。日本の、お遍路さんもしっかり紹介されていた。 題材が面白そうな割に、本としてはどうかなと思った。 訳者が悪いのかな。読みづらい。100キログラムを、...

ピクニックから、トレイル、探検、巡礼、軍隊レーションまで。 屋外での食事にまつわるエトセトラ。 つか、色に絡む屋外活動を辿る話か。日本の、お遍路さんもしっかり紹介されていた。 題材が面白そうな割に、本としてはどうかなと思った。 訳者が悪いのかな。読みづらい。100キログラムを、多分、100キロメートルと書いてるらしいところがあってげんなりしたし。編集入ってんのか。 ヒマラヤ登山とかでも、気温より、まず食が壁になったところなど、なるほどと思わせる。 あんまり、食欲は湧かなかったけど。

Posted by ブクログ

2023/02/04

歩く旅。その行程での保存食。立ち寄る街での屋台。 人の基本の移動手段である“歩く”旅と食事の歴史。 第1章 歩行中の食事  第2章 新大陸を歩く 第3章 極地の探検   第4章 山の探検 第5章 砂漠の旅    第6章 巡礼の旅 第7章 軍隊の食事   第8章 屋台の食べ物 註、...

歩く旅。その行程での保存食。立ち寄る街での屋台。 人の基本の移動手段である“歩く”旅と食事の歴史。 第1章 歩行中の食事  第2章 新大陸を歩く 第3章 極地の探検   第4章 山の探検 第5章 砂漠の旅    第6章 巡礼の旅 第7章 軍隊の食事   第8章 屋台の食べ物 註、参考文献有り。適宜レシピ有り。 短い旅もある。長期間の旅もある。終わりの見えない旅もある。 街から街への移動、知らない場所への旅や冒険、巡礼、 軍隊の行軍等、様々な歩く旅での食事の歴史を綴る。 大事なのは、携行し易い食事と持ち運び易い食事。 ピクニックやハイキング、トレッキング、バックパッカー、 ブッシュウォーキング。キャンプや山小屋の食事。 新大陸の道無き道では、食料を探す、仕事を求めるため、の旅。 極地探検は、携行する食料の計画が運命を左右する。 乾燥肉主体のぺミカン、ビスケット類は大事。 北極圏での地衣類の恩恵。加えて、壊血病対策も。 未踏の高山を登頂する旅は、シャンパンやワイン持参の豪華な 食事から、高地上での環境や栄養が考慮された食事へ。 田部井淳子さんの記録に残る、食事も掲載されている。 砂漠の旅は地域によって食事が異なる。 現代のウルトラマラソンの食事についても、紹介。 巡礼は、宗教での精神的な徒歩の旅。 中世からの聖ヤコブの道、イタリアのヴィア・フランチジェナ、 チベットのカイラス山周回、生贄を捧げるためのインカの巡礼、 エルサレムやカンタベりー、メッカの巡礼での食事。 日本における四国遍路での「せったい」の習慣や 修験道の旅について、詳しく紹介されている。 軍隊の行軍での携帯食料やレーションは、 缶詰、コンデンスミルク、乾燥食品、インスタントコーヒー、 フリーズドライ、濃縮食品等と、戦争が起こる度に進化。 街を歩けば出会う屋台での食事。 サレップやシミットのような遥か昔からある、味。 世界各地の地域ならではの味と、その地で生きる異国の味。 様々な歩く旅での食事の数々と共に、冒険やエピソードが 豊富で面白かったです。ただ、もう少し食の画像が欲しかった。 そういえば、かつて歩いた5泊6日のトレッキングで、 雨の中歩きながら食べたチョコバーの味は、格別でした。

Posted by ブクログ

2023/02/01

生きていたら一日中ゴロゴロしていようが、動き回っていようが、腹が減る。 非日常の世界では一体何を食べていたのだろう。そんな疑問に答えてくれるのが今回の本だ。 高い山に登ったり、砂漠を横断したり、海を航海したり、聖地を巡礼したり、戦場で戦ったりする時に、何を食べ...

生きていたら一日中ゴロゴロしていようが、動き回っていようが、腹が減る。 非日常の世界では一体何を食べていたのだろう。そんな疑問に答えてくれるのが今回の本だ。 高い山に登ったり、砂漠を横断したり、海を航海したり、聖地を巡礼したり、戦場で戦ったりする時に、何を食べていたのか。 軍隊の世界で嫌われていたのが「ハードタック」だ。 初めて聞いた名前だが、19世紀に陸軍の標準的な配給品のパン。 ハードタックの起源は不明だが、生地を焼いて乾燥させたビスケットを、焼き上がりを早くするために穴の空いた四角形に切ったもの。 ハードタックには次の3種類がある。乾いて硬いもの、濡れてカビの生えたもの、ウジやゾウムシがはびこったものだ。 兵士たちは、何も食べないわけにはいかないので工夫した。 シチューやプリンに入れて食べたが、ハードタックとコーヒーの組み合わせが、最もポピュラーだった。 戦争といえば、前線にいるウクライナ兵とロシア兵は、何を食べているのかな。 戦場も大変だがエベレスト登頂も大変だ。 1975年5月16日、世界で初めて女性としてエベレスト登山に成功した田部井淳子たちの食事にも言及している。 「旅先の食べ物がどのように故郷の文化を反映するのかという証言ともいえるものだった」と著者が述べているように、日本食が目立つ。 例えば、ベーズキャンプの朝食は、炊いたコメ、味噌汁、ソーセージ、野菜炒めなどが献立にしていた。 巡礼に関して、四国のお遍路も例に上げている。 「せったい」という、歩いて遍路する巡礼者に贈り物をする習慣がある。 1821年、十返舎一九が描いた四国遍路の道で四国遍路に米を配る人々がいる。 米以外にも味噌、梅干し、豆腐汁などを振る舞った記録もある。 様々な旅をテーマにした食事。 困難な状況だからこそ、「充電」がいかに大事なのか分かる。

Posted by ブクログ

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