商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/11/22 |
JAN | 9784044007058 |
- 書籍
- 文庫
戒・浄土・禅
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戒・浄土・禅
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商品レビュー
4
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「空海の夢」はまったく歯が立たなかった。本書も覚悟して読んだが、難しくてどうしようもないということはなかった。 法然を悟りの仏教でなく、救いの仏教を求めたという記述に居を突かれた。とは云うものの、これからも近づくことはないだろうな。 道元については目次を並べたような記述で、正直...
「空海の夢」はまったく歯が立たなかった。本書も覚悟して読んだが、難しくてどうしようもないということはなかった。 法然を悟りの仏教でなく、救いの仏教を求めたという記述に居を突かれた。とは云うものの、これからも近づくことはないだろうな。 道元については目次を並べたような記述で、正直よく判らない。 第4章は廃仏毀釈から現在まで。 先日、奈良の山の辺の道を歩き、かつての大伽藍の跡に何もないのを見て、廃仏毀釈の荒々しさを感じた。清沢満之や久松真一は知らなかった。 久松真一や西田幾多郎について無に関する記述があり、うっすらそういうことかと得心。だけど、昔読んだ道元についての本に空についてもあったんだよな。ホント判らない。 しかし、セイゴオさんの云う通り、現代に仏教の影響を感じることは少ないな。仏教と云われて、華厳経の気宇壮大さ、禅の自己を突き詰めていく方向性、浄土宗の救いのみに預けてしまうやり方、どれを頼りにしたらいいか判らない。 大体、お経がインドから中国に翻訳されたままで、一般日本人に読めないのが問題。論語みたいに読み下せたらいいのに。長すぎて無理かな。
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仏教は日本に来てどうなった? 見よ、この悟り、踊り、融合と暴走! 古代に渡来した仏教を受け入れ、自国の文化と融合させながらユニークに発展してきた日本仏教。独自の歴史を紐解くキーワードは、「戒律」「浄土」「禅」にあった。風変わりな魅力と独自性に富む「日本仏教」を語り直す、待望の日本...
仏教は日本に来てどうなった? 見よ、この悟り、踊り、融合と暴走! 古代に渡来した仏教を受け入れ、自国の文化と融合させながらユニークに発展してきた日本仏教。独自の歴史を紐解くキーワードは、「戒律」「浄土」「禅」にあった。風変わりな魅力と独自性に富む「日本仏教」を語り直す、待望の日本仏教篇。 第一章 日本仏教の発色 吉田一彦・曾根正人・大久保良峻ほか 『日本仏教の礎』/末木文美士 『日本仏教入門』/空海 『三教指歸・性靈集』/木内尭央 『最澄と天台教団』/黒田俊雄 『王法と仏法』/逵日出典 『神仏習合』/山本ひろ子 『異神』 第二章 浄土と安国 源信 『往生要集』/法然 『選択本願念仏集』/明恵 『明恵上人集』/親鸞・唯円 『歎異抄』/日蓮 『立正安国論・開目抄』 第三章 禅の冒険 道元 『正法眼蔵』/夢窓疎石 『夢中問答集』/一休宗純 『狂雲集』/白隠 『夜船閑話』/鈴木大拙 『禅と日本文化』 第四章 今日に問う仏教 富永仲基 『出定後語』/佐伯恵達 『廃仏毀釈百年』/嵩満也・吉永進一・碧海寿広編 『日本仏教と西洋世界』/藤田正勝・安冨信哉編 『清沢満之』/大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編 『近代仏教スタディーズ』/西田幾多郎 『西田幾多郎哲学論集』/和辻哲郎 『古寺巡礼』/久松真一 『東洋的無』
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